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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

拍手数について考える

実験を生業としている人間は得られたデータから何らかの解釈を行います。その姿勢は明らかに職業病で、新聞を読んでいたりテレビを見ていてグラフがあると、数値の意味を統計的に有意かどうか瞬時に考えてしまいます。誤差のないグラフあるいは情報を見せられると、誤差無しでどうやって判断するんだ、と勝手にキレてたりします。勝手ならまだいいのですが、「なんで誤差棒を書かないんだ」なんて文句を言い出すので、かみさんからはその職業病をかなり疎まれています。相当慣れたようではありますが。

こういう脊髄反射をするのは私だけではなく、たぶん、自然科学をやってる人なら多かれ少なかれそういうもんなんだと思います(違うのかな?)。前読んだ雑誌では、闘病生活をおくっていた戸塚さんは、自分の容態を克明に記録し、こういう薬を投与したらこういう状態になった、という類いの情報を「自分の体を使って」集め、治療と容態の変化について自ら解析したそうです。

昔一緒に旅行に行ったことのある教授も同様のことをしていました。たまたま風邪をひいて熱があったのですが、自分の体温をしょっちゅう測ってモニターし続け、何をしたら熱が上がり、何をしたら熱がさがったか、詳細なグラフを作っていました。そんなことしてるから風邪が治らないんだ、と周りの人からツッコまれていましたが、それくらい職業病が染みついてるんですね。

というわけで、長ーい前フリの後に短い本題です。

拍手の数を最近気にするようになりました。ちょっと前に書いたように、以前は全然気にしていなかったのですが、最近は毎日チェックしています。そこで、過去30日間で拍手の多かったエントリーをリストアップします。と言っても、そういう機能があるのでそれを使っただけですが。

エントリー名 拍手の数
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検出器の搬入方法 6
ノーベル賞 6
学会の様子 4
続報 4
ノーベル賞報道 4
拍手 3
学会の様子その2 3

以上が拍手が3つ以上のエントリーです。で、データ解析を職業としている人間でなくてもすぐにわかることがありますね。LHC関連も含め、みなさん暴露話系が好きなようです。やっぱり人の興味を惹くのはゴシップですかね。ははは。

逆に私の私生活なんて誰も面白がってませんね。まあ私にファンがいれば私生活も気になるのでしょうが、うーむ、残念っ。と古いギャグで〆ておきます。


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この記事のコメント

「拍手」=「興味を持った話題」とするとそういう解釈もありかと思いますが・・・

拍手に関する日記を書く前と後の比較はいかがでしょう?

「拍手」=「叩けば何かが出てくる・・・」みたいな。。。
2008-10-09 Thu 18:16 | URL | [ 編集]
コメントありがとうございます。

私が拍手をチェックしていることが読者にも明白にわかったので、読者としては、拍手すればもっと何か書いてくれるだろうという期待を込めて拍手している、という解釈でしょうか。そういう面もあるのかもしれませんね。

「拍手」のエントリーで書いた通り、ブログを読んでる方から反応してもらうのは嬉しいものです。ありがとうございます。
2008-10-09 Thu 22:59 | URL | ExtraDimension [ 編集]

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