電話勧誘2011-04-24 Sun 17:54 大学の自分のオフィスで仕事をしていると,ときどきセールスの案内の電話がかかってきます。一番よくかかってくるのが,節税のために不動産,多くの場合はマンション,に投資しませんかという勧誘です。私はこの電話勧誘が大嫌いです。私にとって腹立たしい内容満載なのです。 まず,突然の電話で自分の思考を中断させられるのに腹が立ちます。やむを得ない理由で電話せざるを得ない場合もあります。そういう内容ならば仕方ありませんが,私にとっては邪魔でしかない電話ですから,その電話によってせっかく集中していた仕事を中断させられるのは相当迷惑です。 次に頭にくるのが,その話し方です。短いやり取りの中にも私は複数腹立たしい点があって,まず,見知らぬ人と会話するわけですから,いきなり人の名前を訊いてくることにカチンときます。まあ,これは電話の場合にかぎり,相手の名前を確認してから(間違い電話でないことを確認してから)自分の名前を名乗るということもありますから,それだけで文句を言うわけにはいかないのですが,普通は,人に名前を尋ねる時は自分から名乗るのが礼儀ですよね。なので,電話嫌いの私はこのヘッダー部分だけでもイライラしてしまいます。 そして,さらに追い打ちをかけるのが,なかなか本題に入らない所です。普通人に何かを説明する場合は,要点を簡潔にわかりやすく説明できるように心がけます。ですが,彼らは逆です。すぐに切られないように(会話してる時間の長さででも給料が決まってくるのでしょうか?),内容が不動産の勧誘だということがわからないように会話を進めてくる場合が多いです。8割がた勧誘だとわかっても,残り2割の不確定要素があれば,必要な電話かもしれないので切れませんよね。彼らはそこを狙ってきていて,自分の時間を無駄にされる思いと,もともと私がせっかちであるために会話の中で要点をまず言ってくれないとイライラするという性質のために,二重に腹が立ちます。 さらになぜか癇に障るのが,そういう勧誘のオペレーターってチャラチャラした話し方の人が多く,彼らに「◯◯先生」と呼ばれると「お前に先生と呼ばれる覚えはない」と言ってやりたくなります。検出機器のセールスの人はそんなことないのですが,不動産の勧誘のオペレーターの喋り方はどうも生理的に受け付けられません。 でもって,まだ腹を立ててるポイントがあります。私は節税対策というものが好きではありません。私も生命保険の控除を受けている身ですが,節税のために保険に入ろうと思ったことはありません。扶養控除に関しては,子供は働けませんし,未来の日本の重要な納税者たちですから,子供のための控除というのはアリだと思います。ただでさえ少子化ですから仕方ないかと。しかし配偶者控除は微妙です。配偶者が何らかの理由で働けないなら話は別ですが,配偶者が働いている場合と働いていない場合で税金が違うのって変だなぁと思ったりします。おっと,ポイントから外れてきたのでまとめると,税金は公共サービスを受けるための原資ですから,基本的にみんな喜んで納めろ,と思うのです。なので,節税対策のためにマンションなんて言われると,思わず説教をしたくなってしまいます。しかも,大学教員にそんな金があると思っているのでしょうか,彼らは。馬鹿にしてるんでしょうかね。 とまあ,短いやり取りのなかで腹を立てるポイント満載なのですが,私はそれなりに丁寧に対応しています。いや,丁寧な喋り方ですぐに切ってしまうのですが,相手がなにか喋っていても。なんで丁寧に対応するかというと,乱暴な対応をすると向こうが腹を立てて,無言電話などの嫌がらせをしてくることもあるらしいのです。そういう被害を受けた話を聞いたことがあるので,腹は立てるのですが,説教はたれずにいつも丁寧に瞬時に切ります。 あと,思うのは,あんな電話をかけてきて不動産買う人っているのでしょうか。オペレーターの人件費の無駄だと思うのですが,色々な会社からしょっちゅうかかってくるということは,それなりに効果があるのでしょうか。なかばオレオレ詐欺みたいなもので,金持ちのお年寄りとかには思わず買ってしまう人がいるのでしょうか。でも,彼らは私たちが大学教員であることを知った上で電話してきてますから…大学教員でも節税好きな富裕層というのがいるのかもしれませんね。 |
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