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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

受動喫煙と放射線

原発関連、それに付随する放射線関連の話は、なるべく避けています。もちろん、私も人並みに(?)自分に何ができるのか、は考えます。ですが、だからといってボランティアに現地に行くというような結論には達していません。日常生活を維持し、消費活動を増やすことも大事なのではないかと思うからです。色々な考え方、感じ方があるので、行動を起こしたい人は(現地の迷惑にならないのであれば)行動すればいいし、そうでない人は日常生活を粛々とこなすのもアリなのではないかと思うのです。一方で、こういう時だから、と人に何かを強制するような意見というのには正直かなりの違和感を覚えます。

すみません、わかる人にしかわからない前フリでしたが、まあ、こんな私でも地震関連のことは考えている、ということを言いたかったのでした。それに関連して、放射線の被曝量と健康への影響度、もっとハッキリ言うと発癌率への影響なんていうのをこっそりと調べたりしています。そもそも統計誤差が非常に大きい上に、被曝量と発癌率の関係についてのモデルも色々あるので、自分なりの結論を数字で書くことは控えますが、こういうことをやるといっつも思ってしまうのは、受動喫煙の問題です。

受動喫煙と健康の関係にも、色々な意見はあるようですが、まあ一般的には健康を害すると考えられていますよね。WHOなんかは、受動喫煙は健康に良くないと断言して、色々な数値も出しています。発癌率の増加その他の病気の発症率の大きいことに驚きます。新聞等で言われてる健康に影響を及ぼすと言われている放射線被曝量のそれこそ何桁も大きな発癌(病)率の増加を示す資料が多いです。

もちろん、放射線の被曝による健康問題を否定しているわけではありません。が、しかし、です。法令基準値の放射線被曝量なんかとは比べものにならないくらい危険であっても不思議ではない喫煙が許されているというのは、どうしても理解できません。

ちなみに、何が危険かということを考えるときには、どういう死因でどれくらいの人が年間死んでいるのか知らないとなりませんよね。たとえば、これだけの放射線を浴びるとこれくらい癌の発生率が増える、と言われても、そもそも年間どれくらいの人がどういう原因で死んでるのか知らなかったら、癌が発生したとしてもそれがどれくらいの脅威なのか判断できません。ということで、ググってみると厚生省のサイトに平成15年の日本人の死因がリストアップされてました。人口10万人あたりで、

全死因:805人
悪性新生物:245
心疾患:126
脳血管疾患:105
肺炎:75
不慮の事故:31
自殺:25
老衰:19

…と続きます。自殺者が多いのは知っていましたが、不慮の事故の多さにもびっくりしました。交通事故での死者数は1万人をきっていますから、10万人あたりに直すと10人弱。ということは、交通事故で亡くなる方の2倍以上が何らかの事故で亡くなっていることになります。それから、上記は男女合わせた合計なのですが、男と女でかなり違いがあるのは興味深いです。たとえば、自殺者数は男は女の3倍、不慮の事故は2倍多く、逆に老衰は女が男の2.5倍。男ってツライなぁ、と妙な感慨をいだいてしまいます。面白い統計なので、出典も記しておきます。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai03/deth.html

(誤字を激しく指摘されたので直しました。3月24日朝)
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この記事のコメント

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2011-03-24 Thu 01:23 | | [ 編集]
> 管理者殿
という書き出しでコメントをくださった方へ、

昨日のエントリーの出だしは、あなたのコメントに対してのリアクションではありません。
誤解させてしまったとしたらもうしわけありません。一般の方が、私たちに何かを
期待する気持ちは理解できます。

昨日のエントリーで書いたのは、全くの別件が引き金となっています。
「自粛」という言葉のもとに、他人の行動・考え方を制約しようとする考え方に
違和感を覚える出来事があったからです。
2011-03-24 Thu 10:48 | URL | ExtraDimension [ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011-03-24 Thu 20:48 | | [ 編集]

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