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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

留学生とのマンツーマン

昨日に引き続いてのシリコン検出器関連の作業会でした。たまに口出しする程度で直接手を動かすことのない私は、実験室の片付けに燃えてしまいました。前から気になっていた、絡み合った大量の長ーいケーブルを解きほぐし、だいぶすっきりしました。

作業のほうは、2つの課題のうちの1つはほぼクリア。ハードウェアが動いて信号読み出しICとデータ読み出しシステムとの間のコミュニケーションは成功。読み出したデータが若干意味不明なところがあるのですが、どうもそれはデータのデコードの問題のようなので、そこは担当者であるEくんにぼちぼち解決してもらおうということになりました。

もう1つは、ハードウェアというかケーブル、あるいはコネクターの接触不良がどうやら原因で、目標としていたところまでは到達できませんでした。汎用読み出しボードを使ってICからの信号を読み出すということを私たち(=OくんとEくん)は行ってきましたが、同様の問題にずーっと悩まされ続けています。工業製品と違って品質管理がなってないからなのか、自家製ケーブルや自家製コネクターたちはトラブルメーカーです。私も含め、何10本、何100本というケーブルを作ればこういう問題は減るのかもしれませんが、いかんせん、そんな機会がありません。(フラット)ケーブルとそのコネクターを大量に買って、練習を兼ねて大量生産するのが解なんでしょうかね。

そんな作業会の後、4月から晴れて私たちの研究室に修士課程1年として配属されるマレーシアからの留学生に、実験に関するノウハウの伝授を始めました。4年生が研究室配属されたときにまずやるようなことを集中的に教えるつもりです。彼はこれまで自分で実験装置に触れる機会がなかったので、早めに作業を開始しようと思っていたのですが、私の怠慢もあって今までやれていませんでした。ATLASの解析が一段落し、年度末特有の業務もほぼ終わり、4月に授業が始まるまでは少し時間に余裕があるはずなので、その間に集中的に色々教えるつもりでいます。

今日は、PMTからのアナログ信号や、NIMからのパルスを使って、オシロスコープの使い方をみっちりやりました。NIMの回路についても少し触れました。次回はシンチ付きのPMT複数台とコインシデンスを使って宇宙線中のミューオンによる信号を捉まえるのがテーマになりそうです。

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