FC2ブログ

ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

ここ数日

Hくんが絡んでいたトップクォークの断面積測定関連の解析の嵐が過ぎ去りつつあり、私にとってはその点に関しては穏やかな日々になりつつあります。実際に解析をしているHくんは、私にあれしろこれしろと言われて、未だに発狂しそうなのかもしれませんが…まあ、私の学生ですから、私の目を盗んできっと適宜休んでいるでしょう。

解析が一段落しても私の雑事はあまり減らず、年度末に特有の忙しさに追われています。解析で発狂するならいいですが(?)、私は書類書きとそれに関連した資料集めで発狂しそうでした。昨日めでたくそれは終了。さらに昨日から今日にかけて行っていたイレギュラーな学会運営関連の調整ごとが2つ片付き、すっきりとした気持ちで、今日の学部4年生の卒業研究発表会に臨めました。いや、私がすっきりした気持ちで発表会に臨んでも別にいいことはないんですけどね。ははは。

その発表会、研究室の4年生は非常に良い発表を行いました。時間がなくて説明をすっきり纏めきれなかった部分はありますが、全体的に、自分たちでちゃんと考えて、色々な計算を行い、検出器を作り、そして解析を行ったということが発表を聞いている人にしっかり伝わってきました。何度も何度も書いていますが、私たちの研究室では4年生は、修士課程以上の学生とスタッフがやっている実験とは独立に、スクラッチから彼らだけで小さな実験を行います。往々にして、その研究室が行っているプロジェクト(私たちの場合KOTO実験とATLAS実験)の下請け的な研究をただやらされているだけ、という研究・発表に遭遇しますが、私たちの研究室の4年生にはそういうところが全くありません。ひいき目は入っているかもしれませんが、彼らに伝えた通り、本当に良い発表、そして研究内容でした。お疲れさま。

というわけで、卒業研究発表会で機嫌を良くした私ですが、今日はもう一つ良いことがありました。

他大学の3年生の学生さんが研究室の見学に来たのですが、話をすると、私のブログを見たことがあるとか。素粒子関連の言葉をググり、私のブログにひっかかり、そしてY研究室がATLAS実験をやっていることを知り、本研究室に来たいと考え始めたのだそうです。いやー、マジで嬉しいです。このブログを始めたきっかけは、若い学生さんに少しでもATLAS実験、ひいては素粒子物理学実験の面白さを伝えたいと思ったからなので(最近は単なる日記と化していますが)、そういう人が現れてくれたことは素直に嬉しいです。あとは、その学生さんに頑張って院試をクリアしてもらわなければなりません。こればっかりは私にはどうすることもできないので、こっそりと応援するしかありませんね。

と、気持ちが高揚した日だったのですが、その後は、物理学専攻の定例の教室会議に出て心が沈み、さらにオフィスに戻ってくると、提出しなければならない報告書があることに気付き、さらに心が沈み…今日は精神状態の浮き沈みの激しい1日でした。

大学 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<様々な不正 | HOME | LHCの近況とか予定とか宣伝とか>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |