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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

判定会議とか

2日間の修論発表会が終わりました。その後、教員はお楽しみ…ではなく、恐怖の(退屈でたまらない)判定会議なるものをやっていました。物理学専攻と宇宙地球専攻の教授、准教授がほぼ全て揃う珍しいイベントです。そこでの議論内容は書けませんが、とにかく退屈です。いや、自分の学生や、自分が副査をしていた学生に関しては、退屈では全くなく、何かコメントしたりする必要もあるので真剣です。が、修論を提出した学生についてやるわけですから、自分の全く知らない学生についての議論が会議の大部分を占めることになり、かなり苦痛状態に陥ります。でもまあ、卒業とか入学という大事な判定に全員の承認が必要というのは一理あるので、非効率かもしれませんが、見識ということで納得しています。

そんな催しを教員がやっている裏では、学生たちは学生たちでイベントをやっていたようです。修士課程の学生ではなく学部の3年生の話なのですが、裏研究室紹介なる催しを今日やっていたようです。4年生になると研究室配属になりますが、その希望を出すシーズンで、先週は各研究室の教授が研究室紹介と称して研究内容を3年生に説明する催しがありました(去年、Y教授のピンチヒッターとして登場し、研究室旅行の話、いえ、カートの話ばかりを私がした催しです)。今週は、3年生達が各研究室を自由に見学に来る期間が設けられているのですが、これらは一応オフィシャルな企画。一方で、学生は学生たちだけで研究室情報の入手を図っているようです。

今日の企画は、各研究室の4年生に研究室の紹介をしてもらうというものだったらしく、私たちの研究室の4年生もその準備をしていました。さらに、この催しと並行して、学生たちだけでアンケートを取り、どの研究室に志望者が多いか少ないかを彼らなりに調査しているようです。私たち物理学科では基本的に配属先研究室は学生の希望。ただし、配属学生の数はほぼ均等になるように調整されます。その調整方法の詳細は私も知らないのですが、基本的には成績が優先されるらしく、まあとにかく、希望が多い場合は自分が希望する研究室に行けないという可能性があります。そこで、学生同士で希望調査を行い、希望を出す段階でそれなりの調整を試みようとしているらしいのです。

ちなみに、気になるのは自分たちの研究室の人気ですが、去年のような無茶な人気はありませんが、まあ、例年程度といった希望者数のようです。そして次に気になるのは、学生たちが何を基準に研究室を希望するか、です。上記からもわかるように、先輩の影響というのはそれなりに強そうです。それから、おそらく一番強い影響力を持っているのは、3年時の専門科目で教授が授業を担当したかどうか、です。ここで言う専門科目というのは、量子力学や電磁気、物理数学といったコアな科目ではなく、自分の専門に近い講義のことです。たとえば、物性の教授が3年時に物性っぽい授業を担当、あるいは素粒子の教授が素粒子っぽい授業を3年時にやると、圧倒的にその研究室の人気が高くなるようです。まあ、厳しくやりすぎると逆効果になるときもあるようですが、大抵はポジティブに働いているみたいです。

最近の物理学科は素粒子原子核系の人気が今ひとつなのですが、素粒子原子核関係の教員がそのような授業を3年生相手にあまり担当していないからではないか、というのが学生たちからの意見でした。そうは予想していましたが、カリキュラムは私の力では変えられないしなぁ…うーむ。

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