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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

M山さんの本

在庫がなかったので発注していたM山さんの「宇宙は何でできているのか」をようやく買って、数日前から読み始めました。彼の講演同様、わかりやすい、わかった気にさせてくれる数々の喩え話を多く使い、わかった気にさせてくれる、非常に面白い本です。一般の人相手にはこういう風に説明すればよいのか、専門家相手だったとしてもこういう数値の見せ方だと印象に残るなぁ、など、内容そのものよりも(もちろん内容が悪いと言ってるわけではありません。一般向けの本なので、自分にとって未知の内容がないという意味です)、説明する、プレゼンテーションするという観点から非常に勉強になっています。

せっかくなので(?)、昨日の委員会に来ていたら本にサインをしてもらおうと思っていたのですが、残念ながら、彼が昨日は欠席。サインはまたの機会に頼んでみます。でも、次の委員会のときにはその本読み終わっていそう…。

ところで、本を買って読み始めた後に面白くないと感じたときって、我慢して読み進めても大抵、いえほぼ100%の確率でつまらなくないですか。そう私は思っているのですが、なにせ貧乏性。せっかく買ったのだからと、最後まで読んでしまいます。段々流し読みにはなるのですが、ほぼ最後まで読み通してしまいます。楽しむために本を読んでいるので、つまらないと感じる本を読むのは時間の無駄なのですが、途中でなかなかやめられません。日本のプロジェクトのようです。途中で時代遅れ、あるいは他の方法がよいとわかっても、一旦動き続けるとなかなか中止にならないのと似ています。

しかし、本は読んでみないことには面白かどうかわかりません。だからこそ、世間には書評という物が多く出まわっているのでしょうが、人に教えられることが基本的に嫌いな私は、書評をほとんど参考にしません。なので、前にも書いた通り、M山さんの本が売れてるということを全く知りませんでした。

そんな私が書評っぽいことを書くのもなんですが、プロ野球史上最強のベストナインを選ぶという内容の本は、野球好き、かつデータ好きの私には面白い本でした。特に、普段は見ない様々なデータから選手を評価しようとする手法は面白かったですし、それによって意外な選手に脚光が浴びるというのも面白かったです。ただし、私が唯一納得できなかったのが80年代のピッチャーの選出。他の選手を選ぶ時は、各選手のもっとも成績のよかった連続した5年の成績を主に使って比較していたのに、このときだけはそれを使わないのです。それをやると結果が変わってしまうからなのかどうかわかりませんが、江川が選ばれてしまうのを意図的に避けているように読めるのです。筆者自身が江川は嫌いだと述べているのですが、それが江川を選ばなかった理由ならそう書いてくれた方が読者としてはすっきりしました。

上記以外の本で面白かったのは、経済学者が書いた本で、日本人が競争嫌い、公平感はどこから来るのかを論じた本。非モテについて色々なデータから検証し、今の時代は、モテる人とモテない人の2極化が発生しているという内容の本。これらの本の特徴は、いずれもグラフや表などを使ってデータが色々提供されている点です。どうやら、私が面白いと感じる本は、自分の知らないデータが様々な角度から提供され、自分が納得するような結果が導き出されている本のようなんですね。つまり、対象が物理でなかったとしても、データ解析をして、そこから何か面白い結論を導き出すという行為が私自身は好きらしいという自分なりの結論に達し、変に納得してしまうのでした。

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