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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

大学時代の友人

私がATLAS実験に参加したのは2年弱前。まだ物理の結果も出ていませんし、学生もまだ論文を書いていません(現在、修士課程1年と2年)。なので達成感というか、嬉しかったこと、というのはATLAS実験に関してはまだそれほど味わっていません。そんな中で嬉しいと思うことが最近ありました。

マスコミでLHCのことが盛んに報道されたおかげで、長い間連絡をとっていなかった友達2人からメールで連絡をもらいました。1人は私がポスドクのときにやっていた実験の同僚で、もう1人は大学・大学院の学生のときに一番仲のよかった友達です。2人ともLHCの報道を目にしてウェブサーフィンしたところ、私がATLAS実験をやっていることを知り、それで連絡を取ってきてくれました。しかも、大学時代の友人は11月に出張で関西方面へやってくるそうで、何年ぶりかで会うことになりました。前から久しぶりに会って話をしたいと思っていたので、まさに千載一遇。きっかけを作ってくれたLHCとマスコミに感謝です。

しかし、彼のことを考えると、いっつも人生って不思議だなと感じます。彼は原子核理論でD論をとった非常に優秀な男で、頭の回転が速く、かといって天才にありがちな変人とは程遠く、私なんかよりもずっと学者としての資質を備えていたと思います。あ、いや。あくまで、物理をやってる人間の中で変人ではないというだけで、一般の人と比べたら少しは変わっているかもしれません(Tくん、もし読んでたらごめん)。デキの悪かった私は勉強をよく教えてもらい、その自分が学者になって大学で授業をしているわけですよ。にもかかわらず、その友人はD論を取ってすぐに一般企業に就職ですから、人生・運命の不思議さを感じずにはいられません。

ただ、この業界でそれなりの期間生きてくると、学者と一言で言っても、色んなタイプの人がいることがわかってきます。子供の頃にイメージした、あるいは一般の人もそういうイメージを持ってるかもしれませんが、研究にだけ没頭する変人、みたいなステレオタイプな学者というのは、今や少数派なのではないでしょうか。まあ私が知っているのは自分の関連する高エネルギー物理、あるいは同じ大学のスタッフだけなわけですが、一般的にイメージされるようないかにも学者みたいな人はほとんどいません。
…あ、ありました。一般的なイメージと一致する点。みなさん容姿には無頓着で、服装や髪型に気を使ってない人が圧倒的に多いです。見知らぬ学会会場に行く時も、一目物理屋っぽい人たちが歩いているので、その流れについて行けば会場に着けますから。

おっと、またいつも通り脱線しましたが、そういうわけで、11月に大学時代の親友に会うのを心待ちしているところです。


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