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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

KLM

今回の出張ではKLMを使ったのですが、KLMには同じエコノミーでも座席ピッチの少し広い(たしか10cm?)コンフォートエコノミーなる席があるのですね。JAL等のプレミアムエコノミーは座席ピッチだけでなく、座席幅、サービスもエコノミーとは違い、値段もエコノミーに比べるとかなり差があります。エコノミーとビジネスの中間、という感じの設定です。

ところが、KLMのコンフォートエコノミーというのは、座席ピッチの違いと、リクライニング角度が通常のエコノミーの2倍、というこの2点しか差別化が図られていません。座席幅とサービスは通常のエコノミーと一緒です。で、値段は、席を選ぶ時点で片道70ユーロだか100ユーロ多く払わないとなりません。実際に座ってみたわけではありませんが、機内で観察したところ、70-100ユーロ多く払う価値があるのか微妙だな、という印象を持ちました。

って、それが今日のポイントではなく、ポイントはコンフォートエコノミー直後の座席です。確か今回のフライトではrow11から14がコンフォートエコノミー。15以上が通常のエコノミーです。で、問題はrow15。そうです。座席ピッチは通常のエコノミーと一緒なのです。とういことは、前の座席の人は通常のエコノミーの2倍のリクライニングですから、もしフルリクライニングされると通常のエコノミーよりも狭い座席になります。アンコンフォートエコノミーです。

Webチェックインをしたのですが、最初に割り振られていたのがrow15で、コンフォートエコノミーの存在を知り「もしや」と不安になり、KLMに電話してrow15のピッチは他のエコノミーと同じかどうか聞くと同じだという返事。保険のつもりで座席位置を変えたのですが、その保険が役立ちました。機内でもrow15のピッチを目測すると通常のエコノミーと一緒なんですね。いやー、なんというか、KLMのあまりの間抜けさ加減に驚きました。row15の人にはアンコンフォートエコノミーとして70か100ユーロ返すべきです。

しかし、このテのことはKLMに限らず、飛行機の座席に関してはよくあります。同じエコノミーでも結構座席ピッチが違ったりしますよね。あと、何度も書いたかもしれませんが、長時間のフライトではフルリクライニングでない限り、リクライニングは不要です。腰への負担が大き過ぎます。というようなことは、自分で長時間フライトを何回か経験してみればわかることなのですが、座席の設計や配置をする人というのは、実際に自分で客が経験することを経験してみないのでしょうか。それこそ12時間のフライトを何10回も自分で体験して、それでどうすれば客が狭い空間の中で疲れを最小限に抑えられるのか検討する、というのが普通だと思うのですが…そんなことしないんでしょうね。

いかに客を騙し、例えば、リクライニングが2倍なんていうのはその典型ですね、1回のフライトで大量の人間を詰め込めるか、のみを最適化しているんでしょうね。まあ、資本主義だから仕方ありませんし、騙されてしまう(あるいは気づかない)人が多いからそうなってしまうのでしょうが。

コストの最適化といえば、飛行高度も念入りにチューニングされているらしいですね。燃費だけを追求すれば、燃料を消費し軽くなるに従い高度を上げるのが理にかなっています。空気抵抗を減らせますから。プラス、偏西風、ジェット気流の影響を考えて、高度と飛行経路を調整するのがすぐに思いつくフライトプランです。が、実際には、整備費や保険料(の期待値?)等々まで考慮に入れて飛行経路と高度の調整をしているのだそうです。高度が高いほど飛行機の機体の内外の気圧差が大きくなって金属疲労を起こしやすくなり寿命を縮めるので、まあ、その辺は理解可能ですが、保険料まで考慮に入れているというのは凄いですね。どういう計算なのか不明なのですが、気流の悪いところを飛んで怪我した客に訴えられる危険度とかでも考慮に入れるのでしょうか。

おっと、何書いてるのか訳わからなくなってきましたが、KLMに乗る時は、アンコンフォートエコノミーに気をつけましょう。

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