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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

MacBook Air と EVO と故障

高エネルギー実験屋は共同研究者が世界中に散らばっているので、テレビ会議が非常に広く普及しているということを書いたことがあります。日米でよく使われているのは、MCU(Multi-Conference Unitかな?)と呼ばれるシステムで、どこかの研究所にホストサーバーがあり、専用のテレビ会議システムを使って、会議参加者がそのホストサーバーにアクセスします。

一方、CERN(ヨーロッパ?)でよく使われているのは、EVOというPC上で走るjava appletを使ったシステムです。これも、どこかのホストにアクセスしているのですが、ユーザーとしてはその辺はブラックボックス的に使えるものです。設定等が簡単でかつ、MCUを使ったシステムが非常に高価なのに対してEVOはただ。ということで、画質、音質ともにかなり落ちますが(使用するPCの周辺機器を良い物にすれば、それなりにクオリティの高い画像、音声が得られるのでしょうが)、広く使われています。個人が使っているラップトップを使い、オフィスその他ネットワークのあるところから勝手に会議に参加し、どこかの会議室に集まる必要がない、というのもメリットです。

ところが、画像の送受信をしなくても、つまり音声だけのやりとりでも、MacBook AirはEVOの使用に耐えません。音声がブツ切れになって会話不可能になってしまいます。誰のMacBook Airでも同様に発生している問題で、コンピュータ好きのHくんいわく、熱処理が追いつかないためにCPUの処理能力を下げ、その結果音声処理ができなくなっているらしいです。名古屋のTくんもMacBook Airを持っていたのですが、ヒンジが壊れて使い物にならなくなったために新しいものを購入。新しいものは性能アップされてるだろうから、同様の問題が起こるかHくんは注目していたそうなのですが、やはり同じ問題が発生。頑張って薄くたのですが、廃熱処理がやはり大変なようです。パフォーマンス的には私たちが真剣に使うにはかなり物足りない印象を受けています。

ということを踏まえて周りを見渡すと、ヘビーにパソコンを使っているような人はMacBook Airをあまり使ってないような気がします。端的に言うと、金が余っている教授がファッションで持ってる、という感じでしょうか。まあ、実際メールの読み書きくらいしかしないなら、出張のときは持ち運びが便利ですから、Airを選択するというのも頷けます。

で、MacBook Airの悪口ついでにもう一つ。TくんのAirはヒンジが壊れて新しいものに買い替えたと書きましたが、私たちの研究室にあった唯一のAirも全く同じ症状でご臨終になってしまいました。修理可能なのかどうか知りませんが、身近にある2台が2台とも同じ症状で壊れるというのは、偶然とは思えません。2人とも無茶な使い方をしていたわけではないらしいので、強度不足を疑います。

と色々書きましたが、Mac教教祖と言ってもいいY教授はMacBook Airが出ても見向きもしませんでした。さすが、教祖です。ははは。

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