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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

とある将棋対局

数日前に、元女流将棋棋士の林葉直子さんが将棋の公式対局を行ったというニュースがありました。将棋に興味の無い方は、不倫騒動やヘアヌード写真集のイメージしかないかもしれませんが、こと将棋に関しては非常に才能豊かな人で、女流棋士を辞めてしまったのは非常に勿体なかったと多くの将棋ファンが思っていました。

その彼女がアマチュアながら、スポンサーや主催団体の働きかけで公式戦のトーナメントに参加することになり、その1回戦が行われたのでした。途中までは優勢な場面もあったのですが、中盤以降は流石にブランクが大きかったのかな、という印象を与える内容で完敗。結果は残念でしたが、昔の名プレイヤーが一瞬でも復活してファンにその対局姿を見せてくれたのは嬉しかったですし、過去の経緯があるにもかかわらず招待したスポンサーや対局を組んだ主催者のおもいきりの良さは印象的でした。

ところで林葉直子さんですが、先に書いたようにコアな将棋ファン以外にはあまり良いイメージがないかもしれませんが、実際にはプロの将棋界のドロドロした部分に嵌ってしまったアンラッキーな女性という印象を私は持っています。引退騒動などをフォローしているコアな将棋ファンである私にとっては、彼女の引退騒動から、プロの将棋界というのは、大相撲や、もしかするとヒエラルキーのキツい研究分野など(何度も言ってますが、素粒子物理の世界、特に高エネルギー業界にはヒエラルキーはほとんど存在しませんが)と同様に、力こそ全ての世界なんだなぁ、という印象を受けました。

そして、彼女の騒動だけではありませんが、不倫騒動を面白おかしく報道するマスコミに腹が立ちます。色々な場所で不倫騒動が起こると渦中の人がよく「皆様にご迷惑をおかけして申しわけありません」的な記者会見を行いますが、私にはその意味がわかりません。不倫で迷惑をかけたのは、家族や不倫相手であって、世間になんて迷惑かけてなくないですか?そもそもそんな報道がなければ世間の人は知る由がありません。家族だってそんな報道して欲しくないと思うのではないですかね。法治国家日本では不倫は刑事罰にあたりませんし、極論、当事者全員の合意なら(シュレディンガーの奥さんみたいに)、第3者が口出しをする筋合いのことではなくないですか。それを勝手にマスコミは報道して(誰も報道して欲しくないのに)、問題を大きくして、世間に謝れと言うわけです。典型的なマッチポンプです。世間になんて謝る必要ないし、迷惑を受けた家族がマスコミに対して謝れと言っていいくらいだと思ってしまいます。

もちろん、不倫自体を肯定するわけではありませんが、ワイドショー的な興味だけで問題を大きくするマスコミに腹が立ちますし、林葉直子さんなどはその典型的な被害者だと思ってしまいます。ということを、彼女の対局で思い出しました。

それはさておき、彼女は今後どうするのか、どうなるのか興味があります。せっかく将棋が好きで才能豊かな人なのですから、頂点にまで復活するのは難しいでしょうが、本人に復帰の意志があるならなんとか頑張ってもらいたいものです。

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