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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

薬指の長さ

本で読んだ話なのですが、ロンドンだったかニューヨークだったか忘れましたが、国際的に活躍している優秀なトレーダーの人は薬指が他の指に比べて相対的に長い(例えば、人差し指と比べるのがわかりやすいかもしれません)という噂(?)があるんだそうです。でもこれには根拠があって、胎児のときに男性ホルモンの影響を強く受けると薬指が長くなる。男性ホルモンの影響を強く受けた人は瞬発力や筋肉量で優位になる。優位になった瞬発力がトレーダーとしての資質にマッチしている、という説があるのだそうです。

瞬発力が本当にトレーダーに重要なのかどうか私には判断しかねますが、とりあえず、胎児の時に男性ホルモンを多く摂取すると薬指が長くなるというのはどうも本当らしいんですね。ということは、瞬発力や筋肉量がものをいう世界、たとえば運動選手、特に瞬発力が要求されるような種目、では一流の人ほど薬指が長いのではないかと考えられます。ということに着目して、それを研究として調べようとした人がいるんですね。

ここまででも、私は「へーっ、面白いこと考えて研究してる人がいるもんだ」と思ったのですが、その調査方法にさらに感心しました。手っ取り早く、数多くの統計を集めるために、相撲に目をつけたんですね。相撲取りなら手形を多く残していて、それが相撲博物館的なところに多く残されてますし、さらに強さの指標もはっきりしています。ということで、その研究者は手形をもとに人差し指と薬指との相対的な長さを測定し、その測定結果と番付の相関を調べたところ、統計的に有意な相関があったのだそうです。いやー、びっくりです。

もちろん相関があったからといって必要十分条件ではないので、そこは注意しないとなりませんが、そういう研究を思いついたことと、実際に相関があったという結果に私は相当感心しました。そんなところにホルモンの影響、さらにはそれによる体質・性質の違いが表れているなんて思いもよりませんでしたから。

さらにその本の内容で驚きだったのは、科学的な調査をしたわけでもなんでもなく、日常の経験から薬指の長い男は男っぽい人が多いと言ってる女性(経験豊富な女性でないとそんなこと言えないわけですが)がその著者の知り合いにいたということです。観察力も凄いですし、そういう発想で物事を分析する(本人には分析したという意識はもちろんなく、無意識の発言なのですが)、しようとする女性に脱帽です。

こういう事実を知ると、体に関する俗説的なこと、占い的なことというのは、私たちがその根拠を知らないだけで実は根拠があることもあるのかな、なんて思ってしまいました。いや、もちろん、明らかに根拠ありそうな俗説も色々ありますが、一見全く根拠なさそうなものでもホントはあるのかも、と思ったのでした。

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