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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

選挙結果で思うこと

選挙結果で、というか、選挙運動とかも含めてですが、いつも感じるのは、学校で税金の大切さをきちんと教えないとならないのではないか、ということです。小中高を通して、三権分立やらなんちゃらの権利やら、権利ばかりを教えるのではなく、国(地域)というものは国民が税金をきちんと納めることで、それを原資として国民にサービスを提供できるのだ、ということを徹底的に刷り込んで欲しいです。

とんでもない赤字を抱える国家財政なのに、バラマキを期待する人々がいるのを見ると悲しくなります。バラマキを期待する人々には、まず高所得者になってもらって多額の税金を払ってもらい、それからバラまけと言って欲しいです。

ガス抜きとして、公務員、お役人の類いの無駄をマスコミに突かれますが、素人目に見ていくら無駄を省いたところで今の壊滅的財政状況を立て直せるとは思えません。もちろん、無駄遣いは言語道断ですが、今言っているのは別次元の話です。実際エコノミストと言われる人たちの試算では、歳出からいくら頑張って無駄を省いたところで健全なバランスシートにするためには、消費税率を最低20%程度にまで引きあげないとならないそうです。

だからといって、こんだけ景気が悪い今のタイミングで消費税率を上げることが正しいかどうかは、私になんか当然わかりませんし、難しい判断が要求されることなのは間違いありません。ただ、私が言いたいのは、冒頭に書いたように、国家財政というのは富の再分配で国民の税金を原資としてサービスを提供してるのだから、原資がなければサービスの質が落ちるのは当たり前。それなのに、税金も払わず(日本の社会保障費に対する税金の少なさは世界的に突出してます)サービスだけ受けさせろ、という考え方がはびこるのは良くないということです。でもって、そういう人々に迎合した政党が支持を得ているのを見ると、将来が本当に心配になります。典型的なポピュリズムだか大衆迎合主義の政党が今回の選挙でも大きく躍進していて、ため息が止まりません。

で、どこかの本で読んだのですが、日本がこれだけ酷いバラマキ大好き国民になってしまっているのは教育のせいだと言うんですね。どの国でも、日本の学校の科目の社会に相当する科目では、国家のしくみや、先に書いた権利の話うんぬんもありますが、いかに税金が大切であるかを一生懸命説明してあるのだそうです。それに比べて日本の場合、納税の義務と一言あるだけで、税金を払わなければ国が立ち行かない。税金があるからこそ、それと引き換えに国家からサービスが得られるのだということをきちんと教えていないんだそうです。確かに、おぼろげな記憶ですが、学校で「税金をきちんと払え」的なことを刷り込まれた記憶はありません。

というわけで、冒頭に書いたように、国家からのサービスを期待するだけでなく、そのサービスの礎となる税金をサービスに見合っただけ払うことの大切さを子供の頃から教えないとならないんじゃないかなぁ、と思ったわけです。

ただ…選挙の投票当日の光景ですが、どこぞの宅急便の配達をしてる人はダッシュで配ってる一方、ゆうパックの配送車の中では携帯で時間つぶし、投票の帰りもまだその配送車は動いてなくて運転手が運転席で昼寝してるのを見ると、国家財政で見ると大した無駄ではないのですが、多くの人がお役所仕事、公務員の仕事っぷりを批判したくなる気持ちがよくわかります。最後通牒ゲームを思い出してしまいます。

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