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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

ミーティングとか

CERNに来る目的がミーティングに出て情報集めをしたり、人と会って今後の研究方針を議論することなので、当たり前といえば当たり前ですが、今週はミーティングがてんごもりです。

例えば、今日は午前中、荷電粒子を検出する検出器やソフトウェア関連のミーティングに出席。その後、CERNを訪れている日本からのVIP(政治家さん)に実験現場を紹介する一行のお供。政治家の人と話をする機会なんてないので話をしてみたかったのですが、当然そんな時間があるわけなく、山を賑わせる枯れ木の1本としての参加でした。

そして昼飯を済ませた今からは、博士課程の学生とのゼミ。私の都合でスキップばかりですが、せっかくテレビ会議ではなくゼミをやれる貴重な機会なので、無理矢理ミーティングの間にねじ込みました。このゼミの後は、またミーティング。今度は学生がやってる物理解析関連のミーティング。さらにその後、本日の〆は、CERNに常駐している日本人研究者と研究方針の相談。

とまあ、普段大学にいるのとは違った忙しさです。

研究 | コメント:3 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

私が大学院にいた頃から思っていたことなのですが、大学の准教授、教授というのは、そんなに現場と大学との間を行ったり来たりしなければ行けないものなのでしょうか? 現場にいなければならないのであれば、そのままそこに滞在すればいいではないですか・・・。現実的に(事務的に)それが困難であっても、それが効率的であれば、そうすることができるよう努力すべきと考えます。

少なくとも、私が尊敬していた物理学者はそうしていましたが。研究費全体から見たら、旅費なんてゴミかもしれませんが、1往復するだけでも数十万円はかかっている上、日当とやらも出るのですから、そのあたりはよく考えてほしいものです。必要な情報があれば、大学院生でもいいから、一人派遣すればいいだけの話です。それができないのであれば、貴方の研究室はまだそれだけの研究ができるレベルにないだけの話です。

なぜ、そんなにもCERNと往復しなければならないのか、ご説明頂きたいものです。
2010-06-25 Fri 21:09 | URL | WB [ 編集]
色々な意味で非常に面白いコメントです。

まず、好きで出張しているという前提、あるいは仮説を持つ人が
いるということが私には思いが及びませんでした。家庭や自分の
時間よりも、養鶏場の鶏のような移動の連続を好む人がいるとは
想像が及びませんでした。

> 私が大学院にいた頃から思っていたことなのですが、大学の准教授、教授というのは、そんなに現場と大学との間を行ったり来たりしなければ行けないものなのでしょうか? 現場にいなければならないのであれば、そのままそこに滞在すればいいではないですか・・・。現実的に(事務的に)それが困難であっても、それが効率的であれば、そうすることができるよう努力すべきと考えます。

ははは。これまた私の理解を超える貴重なご意見です。
研究の効率性から長期滞在したいと、誰しも思っています。
努力すれば実現できるなら、素晴らしい世の中ですね。

また、私がブログに書いていることを私の生活の全て、
私の業務の全て、私の考えの全てと考える人がいるという
ことに驚きます。

> 少なくとも、私が尊敬していた物理学者はそうしていましたが。研究費全体から見たら、旅費なんてゴミかもしれませんが、1往復するだけでも数十万円はかかっている上、日当とやらも出るのですから、そのあたりはよく考えてほしいものです。必要な情報があれば、大学院生でもいいから、一人派遣すればいいだけの話です。それができないのであれば、貴方の研究室はまだそれだけの研究ができるレベルにないだけの話です。

私自身は自分の物理的センス、人間性について人に誇れるような
点はありませんから、攻撃されても構いませんが、私の研究室
(=スタッフ、学生)に対するこのような失礼な表現は謹んでください。
世界中の高エネルギーの研究室に比して、私以外のスタッフの能力、
モチベーション、学生のクオリティ、これまでの実績等々で、
こんな失礼な言い方をされる覚えはありません。

> なぜ、そんなにもCERNと往復しなければならないのか、ご説明頂きたいものです。

実験現場に、誰か親切な人がいて新しい学生やポスドクが来ると
彼らの業績のために尽力してくれる人ばかりだとお考えですか?
1つのテーマに数10人、あるいは100人のオーダーの人間が集まって
競争している社会で、新参者をいかに蹴落とすか、厳しい生存競争が
繰り広げられています。そこで必要とされる研究者としての能力は
物理や学術的な面以外です。物理さえできれば生き残れるなんていう
甘い世界ではありません。一般社会でも同様なのではないですか。
上手いラーメンを作ればラーメン屋として成功できる、なんていう
甘い世界ではないのではないですか。

私たちの分野であれば物理が基本で、物理に関しては、例えば学生でも
これまでに10年くらいの訓練を受けてきているので、若い教員と
それほど能力的に違いはない”かも”しれません。しかし、厳しい競争の
中で生き残れそうなテーマを探し出し、そのテーマを死守し、グループ内の
調整を図り…という能力は、学生と教員では桁違いです。予算折衝、
プロジェクトコーディネーション、これらをできる学生がいたら
会ってみたいです。

というか、学問とは関係ないそんな折衝を学生にやらせる教員は
教員ではありませんね。そんなことやらせてる教員見たことありませんし、
もしいたら流石にクビでしょう。
2010-06-26 Sat 17:59 | URL | ExtraDimension [ 編集]
はじめに、前の私のコメントについて、言葉足らずな点があり意図がうまく伝えられなかったこと、また、言い過ぎている点があったことを謝りたいと思います。すみませんでした。

好きで出張するという発想は私にもありませんでした。なんらかの必要があり出張していることは承知していますし、もし好き嫌いで出張しそれに予算を使っているのであれば、それこそスキャンダルだと思います。

ATLASもそうですが、大型プロジェクト(特に海外でのプロジェクト)であれば、現地の学生の教育や予算折衝、プロジェクトマネージメントも含め、コラボレーション全体としてできるだけ効率的になるようなマネージメントの構造があってもいいと思います。

学生やポスドクであれば、現場で直接実験に参加することは極めて重要で有意義だと思いますし、ExtraDimensionさんをはじめ、多くの方々はそれが実現できるよう苦労されていると感心しています。

ただ、コラボレーションとして実験に参加し、その中でプロジェクトマネージメントや予算折衝もあれば、現地の学生の教育もあるのですから、これが効率的になるようなコラボレーション全体として、少なくとも日本グループ全体としての構造が必要と思います。現地には、学生やポスドクのほか、常駐している研究者もいるのでしょうから、その方々が役割分担をして、所属機関を超えて、マネージメントや学生教育を行うことも可能と考えています。学生教育については、自分の学生に対する責任があるのは分かりますが、それも含めた協力体制の構築が必要と考えています。それがコラボレーションだと思いますし、全体として効率化を図る方法の一つだと思います。

現実には厳しい競争があり、人を蹴落としたり蹴落とされたりという状況が繰り広げられていることは知っていますが、それがコラボレーションとしてあるべき姿ではないと思っています。それぞれの国での予算確保のため、コラボレーション内で優位に立つことは必要かもしれませんし、そのためには物理だけでなく政治的交渉も必要でしょうが、このことと協力することは別問題と思います。もちろん国際的な実験ですから、国ごとにやり方が違って、日本としてもそれに応じてやり方を考えないとやっていけないのは分かりますが、少なくとも日本グループの中では協力してマネージメントや学生教育を行うことによって全体的な質の向上と効率化を図ることはできると思いますし、実際にそうしているものと思います。

前のコメントでは、学生やスタッフを責めていたわけではなく、うまく効率化が図られていないのは、コラボレーションの構造として何か問題があるのではないかと思いました。この点、「貴方の研究室」と書いてしまったのは間違いでした。すみません。

いろいろと理想的なことばかり書いているかもしれませんが、できれば、そういうお金の使い方をしてほしいなぁ、という個人的な意見です。
2010-06-27 Sun 03:53 | URL | WB [ 編集]

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