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某大学の不正事件

某って書いてますが、私たちの大学のことです。医学部の(元でしたっけ?)教授が雇用している研究員に給料を多くだし、その多く出した分をキャッシュバックさせてプールしていたという事件が明るみに出て、少し前のニュースになっていました。その後、昨日だったかウェブサーフィンをしていたら、また私たちの大学で不正があったという見出しを発見。またかー、と思ったら、その不正の主は同じ教授。架空発注で消耗品を納品してもらったことにして、実はパソコンを購入。しかも5台。研究用なら堂々と備品として買いますから、私服なのは明らかですが、それにしても5台もなんで必要なんだろう、と変なところで不思議に思ってしまいます。

呆れると同時に、かなり腹が立ちます。無駄遣い、横領という倫理観から許せない部分も当然ありますし、こういう人がいるから真面目に研究のために金を使ってる人まで無駄な手続きをしなければならなくなってしまうわけで、実務面でも頭にきます。しかも医学部の教授。そんなケチなことしなくても十分裕福だと思うのですが、どうなってるんでしょうね。感覚が完全に麻痺して、研究費を自分の金みたいに感じてしまうのでしょうか。

何度か書いていますが、研究分野、あるいは大学によって、上下関係というのが大きく違うんでしょうね。大学内の会議とかに出席しても、分野が違うと、立場の違いによってへりくだり方が違うので驚くことがあります。そういう経験から外挿すると、医学部はやはり白い巨塔の世界なんでしょうか。なにしろ、浪速大学って私たちの大学のことなんでしょうから(ですよね?)。近所に住んでる医学部関係者から教授に色々言われて大変だ、みたいな話を聞いて驚いたこともあります。私たちの世界ではそんな話聞いたことありません。そもそも、教授にあれしろ、これしろ、なんて言われるような人間でもスタッフになれるんでしょうかね。

それに比べると、私たちの大学(や他の関西の大学)の高エネルギー関係はアナーキーでいい感じです。目上の人でもガンガン文句を言えますし、上下関係での強制力がほとんどない気がします。って、まあ、私が特別誰からも強制力を受けないから他の人を見てもそう感じるのかもしれませんが、どこかの大学や他の研究分野に比べるとみんなノビノビ楽しく研究してるように見えます。その点はこの大学の高エネルギーの失いたくない伝統です。

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この記事のコメント

2002±2年頃の東大の素粒子理論研究室には、パソコンを使った
大規模シミュレーションをやっているような人はいませんでした。
金沢大や筑波大、工学院大の人は多かったかも。
超弦理論の論文も、トイモデルに過ぎず、標準理論の素粒子さえ
出てこないような計算が多いです。

学生に個人用のPCを貸与される機会がありましたが、私は
「中古の私物ノートPCを使います。それより研究室の本を買ってください」
と言って断りました。

余剰能力を使う医薬研究目的のグリッドコンピューティングには、
当時から参加していました。殆ど貢献できませんでしたが。

理系の専門書籍は読むのに時間がかかって、部数が少ないので
高めなうえ、絶版になりやすいです。中身が大事です。

現在はネット情報が進化していますが、やはり、系統的に
あるテーマについて深く学ぶには、まとまった図書が良いです。
無料で提供されている情報は、断片的で玉石混交な場合もあるようです。

紙は惜しいですが、電子媒体なら表示だけで電気代がかかるところ
物理的にそのまま読める形で長期間保存することができます。
電車の中でも片手でパラパラめくって読み、その場で図などを行間に
書き込める手軽さはまだ本の方が優れています。
(良いツールがあっても私に買う余裕はないだけかもしれませんが)

ぜひ、図書館の本を充実させて欲しいと思います。
内容の濃い学術書は、需要や貸し出し期間に応じて複数揃え、
長期間借りるかコピーできるようにするとともに著者に還元する
ような仕組みが税金の枠内であればよいと思います。

研究室の備品のうち、「Mini Book」形式で出力できるプリンタは
好きでした。紙が半分で済み、論文が小型の本になるのです。
最近本屋さんに行くと売り場が縮小していて悲しいですが、
小柄で近視な私も、近くなら小さい文字は読めるので
細い文字の書けるペンとか、キーホルダー型の安全紙切りとか
文具は使い心地に技術の差が見られて好きです。
MONO字消しがなかった頃は跡が残ったんだとか、そういう方が
物理の原点だと思います。

桜蔭ではテスト用紙も藁半紙でした。東大では厚紙で、とても無駄に
思えました。再生紙使用率が嘘だった事件もショックでした。藁半紙に
細く読みやすい文字を出力できたらそれこそ優れた技術だと思います。

一方で、医療については、お医者さんになったクラスメイトが
「産休は1日だった」とか言っていましたので、崩壊しそうに忙しい
のだと思います。自分なら、不器用で、きっとミスすると思うので、
医者にならなくて正解だったと思います。難しい手術の練習のための
バーチャルリアリティなら、投資して害はないと思います。

またがんのなりやすさは年齢の4乗に比例するそうなので、高齢化に
間に合うように「がん政策情報センター」など電子化を進めた方が
良いのでは。専門外ですが電子化アンケートなどで多数の病歴、
生活習慣、症例を集めれば、疫学というか原因が急速に解明される
ようになるのではないかと期待します。個人情報で扱いは倫理的に
難しいようですが。でもカルテは、改竄し易いと困るのでむしろ
紙ベースで保存しておくことも大事かも。
「変色の具合から容易に書いた時期を逆算できるインキ」
があったら特許ものではないでしょうか?

「白い巨塔」って言葉だけは聞いたことありますが、Wikipediaで
粗筋を見たことしかありません。私は今も奨学金あと400万円を
返済中で、NHK受信料を払う余裕もないので自宅でテレビは見ません。
妹にもらったポケットテレビが箱にしまってあるだけです。
新聞も取っていなくて、繋ぎ放題のネットのみです。

研究職希望なので、大学一年時からアルバイトや運転免許よりも
学業最優先でした。片手間にできるなら最先端ではないでしょうから。
医学部ではなく理工系を選んだからには、結果を出さないと。
「貧富の差に関わらず正しい情報を入手できるように」
との善意から、研究内容も自費HPで公開していましたが
その結果が仇となり、私のことを一方的に、「働かない」とか、
「金持ちなんだろう」と公然と決め付けた「がめつい」詐欺のような
理論の研究者達は採用される得をして、黙って聞いていた私は
2000万円の被害を受けました。今も回復していません。

世の中、善意の行動が却って悪く言われたり、被害者が侮辱されて
2次被害を受けるようなこともあると思います。研究職に採用され
なかったがボランティアで科学的に正しく有用と思われる研究をして、
数千億円の税金の不正を告発する人よりも、年収500万円の人の方が、
詐欺でも、働いていたから偉いのでしょうか?納得行きません。

人の善悪というのも良くわからなくて、見る目がないだけかもしれませんが
いつも笑っていられる人は、優しくて偉いのかもしれませんが
一方で、誰かのためにぎりぎりまで自分を犠牲にした人は、そんな
余裕がなくて怖い表情をしたり、つい悪口を言ってしまうのかも知れません。
中には、嬉しそうに悪口を言う人もいます。
切り替えの上手な人は尊敬に値すると思いますが。

社会に出ても、理学の博士号なんて名刺にも書かせてもらえません。
女だからか知りませんが、修士で就職した兄の方が給与もずっと上です。
煙草の批判をしただけで、喫煙者の上司に減給され、やる気があっても
能力を生かせる仕事を長時間して被害回復する機会を奪われることすらあります。
一生、先に就職した人には追いつけないのではないかと思います。
もし許されるなら、私も大学院での研究成果をブルーバックスにでも書いて
女性科学者として生きたいです。誰も禁止する権利はないはずなのに。

頭の良い人が大好きです。本当に頭の良い人なら、嘘をついたり
不正をしたり、他人の権利を奪うようなことをしないでも生きていける
と思うから。誰かを不毛に貶めるだけの悪口よりは、自慢を聞きたいです。
その方が人生はずっと楽しくなると思うのですが、なぜか自慢はいけなくて、
おとなしそうな人へのいじめの様な悪口は歓迎される傾向にあるようです。
私の場合は、耐え難いほど不当な差別待遇を受けたので、理論を建設的に
発展させる目的もあって、公益通報しています。
自分のブログにはログインできなくて荒らされているので、「間借り」
のようにここに書かせて頂いてますが・・・。

ひょっとしたら、わざわざ理不尽に耐えさせたり、必要もないのに
罪悪感を感じることをさせるのが、上下関係を誇示したり、組織に
忠誠を誓わせるための、通過儀礼のようになっているのかも?
しかしそれは、やくざの指切りでもあるまいし、おかしなことです。
2010-06-19 Sat 13:46 | URL | nisimiyu [ 編集]

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