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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

タバコの煙

私はタバコの煙が大嫌いです。受動喫煙うんぬんではなく、単に煙くて臭いからです。

アメリカでは分煙がきっちりしてますし、そもそも喫煙者の肩身が非常に狭い国で、腕っぷし強いぞという人たちが集まるバーにでも行かなければ、意識しなくても煙に出会う機会は少ないです。というわけで、アメリカに住んでいてタバコの煙にイラッとする機会はほとんどありませんでした。

CERNのあるスイス(のフランス語圏。それ以外はよくわかりません)とフランスでは、タバコを吸う人が多く、しかもタバコのポイ捨てが通常のタバコの捨て方(?)のようで、建物の外でみんなが一服するところにはタバコの吸い殻が辺り一面を覆い尽くしていたりします。街に出ても道路にはタバコの吸い殻が多く、昔、妻の母親をパリに連れて行ったときは、街の汚さ(=タバコの吸い殻と犬の糞だらけ)に驚いていたくらいです。イタリアにもかなりの回数行っていますが、状況は一緒。いやむしろ悪いくらい。

ということで、スイス、フランス、イタリアの人々は一見マナーが悪いのですが、なぜか日本ほどイラッと来ることがあまりありませんでした。なぜか気づいていなかったのですが、最近気づきました。

彼らは食事中に(あまり)タバコを吸わないんです。

スイスとイタリアはどうか知りませんが、フランスでは公共の場所の屋内では喫煙禁止。レストランではタバコを吸えないんですね。スイスとイタリアも法律的にどうなってるのか知りませんが、少し注意して観察すると日本のように食事中にタバコを吸う人はあまりいません。それに比べて日本はひどいです。外でどれくらい吸ってるのか知りませんが、食事する場所ではタバコを吸ってる人凄く多いですよね。で、当たり前ですが外で他人がタバコを吸っていてもそんなに気になりませんが、屋内、しかも食事中という、最もタバコの煙が気になる時に周りでタバコを吸われるのでイライラしてしまうんですね。

フランス人恐るべし、です。一見マナーが悪そうに見えて、抑えるところは抑えているんだなぁ、と感心しました。

あと、食事中もイライラ値最高ですが、屋外でも腹立たしい思いをするときがあります。そうです、自分の前を歩いている人が歩きながらタバコを吸ってるときです。タバコ吸うならじっとしてろよ、という感じです。チンピラな私は「煙いのでタバコを消すか、私の後ろに来てください」と言ったこともあるくらい。気のせいかもしれないのですが、これまた、CERNに行った時にこういう経験をしたことはあまりありません。歩きタバコもフランス(とスイスとイタリア)では少ないのでしょうか。これに関しては、人口密度というか街を歩いている人の数に違いがあるからかもしれないので何とも言えませんが、とにかく、自分の前を歩いている人のタバコの煙にいらつくことはあまりありません。日本だと駅と大学、あるいは駅と家の間で、そういう人に遭遇しない日はないくらいですが、CERN滞在中にそういう思いをすることは稀です。

勢いに乗ったのでついでに書くと、新幹線などの禁煙車に乗る喫煙者というのは、自分が吸う時は周りの人に決して迷惑をかけていないと自信満々なのでしょうか。タバコを吸ってる人と吸っていない人とでは、タバコの臭さに対する感受性がかなり違うと思います。タバコを吸っていなくても、ヘビースモーカーの人だと臭いますし、タバコを吸った直後と思われるタバコ臭い人もいます。吸っていなくても、これくらい周りに迷惑をかけているのですから、吸ってる時のタバコの臭さというのは、吸ってる本人が思ってる以上に(?)広範囲に渡っています。こういうことを認識して、自分がタバコを吸う時は絶対に周りにタバコ臭い思いをさせていないように配慮しているのでしょうか。

喫煙車に乗ってる人は、タバコは煙いかもしれないし臭いかもしれないけど、仕方がないと思ってるわけですよね。けど、禁煙車に乗ってる人はタバコ臭くて周りの人が吸ってたら嫌だと多かれ少なかれ思ってるわけですよね。そういう人が自分ではタバコを吸うのか、と、考えてしまうわけです。

ところで、フランス(とスイスとイタリア)と日本の違いは、実はマナーではなく、タバコの値段なのかも、と少し思ったりして。

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この記事のコメント

幼少の頃、受動喫煙の害で喘息になりました。
家族は誰も吸わないのに、治療費は母が払わされました。
今でも、風邪を引いたときなど、それまで何ともなかったのに
喫煙所の近くを通った途端に咳き込むことがあります。

数年前、ある雑誌では
「煙草を吸うと肺がんだけでなくその他の癌全般に罹りやすくなる」
と見ました。
「人体の不思議展」で見た肺のプラスティネーションは、
喫煙者では煤で真っ黒で、対照例とまったく違いました。

私は花粉症や食物アレルギーと異なり、単純に、煙草は毒物だから、
それに正直に反応していたのだと思います。母にアトピーだと
思われていたようですが、関節の内側に皮膚炎なんて
一度も出た記憶がありません。煙の当たる顔や喉だけでした。

現在も、食物やインキの匂いで鼻水が急に出ることはあるので
ひょっとしたら軽いアレルギーはあるのかもしれませんが、
食べて蕁麻疹は経験ありません。食物由来蛋白ではなく、何か
揮発性か粉状で散らばりやすいもので?汚染されていた場合に
反応したのではないでしょうか?

金属アレルギーを理由に研究室変更を許された先輩もいますが、
私はアレルギーだとは思わないので検査を受けたこともなく、
変更は許されず、「白痴」と言われて退学させられました。

16歳の誕生月から、体調を整えて時々献血はしていますが、
罪もないのに他人から病気などをうつされた、治る可能性の高い
子どもには、自己責任で故意に吸い続けてがんになった人よりも
優先して使ってもらいたいです。

はっきり言って、自分から煙草を吸う人が私より高給だと悔しいですし、
尊敬なんてできません。理由はどうあれやっていることは、
私の体も、時間も、お金も奪って、よほど念入りな殺意があるのか
と思います。

いっぽうで、高校の友人は、とても優しくてお世話になったのに
お礼を言う前に、がんで亡くなってしまいました。今となっては
知りようがないですが、HPには「大変なことが重なって」と
ストレスがあったようです。
2010-05-30 Sun 22:50 | URL | nisimiyu [ 編集]

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