FC2ブログ

ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

CERNでの数日

早いもので、CERNに来てもう1週間。明日の午後には日本に向けて発ちます。大学にいると研究らしいことはほとんどできず、自分が研究者だということを忘れてしまいますが、こっちに来てミーティングで議論をしていると、自分が研究者だったことを思い出します。

そのミーティングですが、私にとっては2通りあります。1つは実際に自分が何かやっていて、あるいは自分の指導する学生が何かやっていて、その研究経過報告+今後の方針を議論するもの。自分が発表しなくても当然のことながら議論に加わります。もう1つは、自分が主体的に何かやっているわけではないが、実験というのは非常に多くの要素からなっているので、それらがどういう状況になるのかを把握するためのミーティング。こういうミーティングではお客さん状態ですから、議論になっても加わることはできず、情報集めのために参加するという感じになります。

CERNに来ると当然多くのミーティングに出るわけですが、今回はとりわけ色々なミーティングに参加し、また現場で研究をしている人たちと個人的な議論もありますから、結構忙しく過ごして、本当にあっという間の1週間でした。あとまあ、博士課程で常駐している学生が何をやっているのか、研究だけでなく、生活面のこともチェックできました。元気そうにやっているので安心しました。

学生といえば、私が来年から指導する予定の留学生から日本語でメールが来たのには驚きました。来年度から修士課程の学生となる予定(試験に合格すれば、ですが)で、今は集中的に日本語教育を受けています。その彼からちょっとしたメールが、最初はいつも通り英語で来て、それに返信したら今度は日本語で返信が返ってきて、日本に来て2ヶ月にもならないのにちゃんとした日本語で文章が書かれていたのには感心しました。現状での物理の能力がどれくらいかはわかりませんが、努力する人は必ず伸びますから、将来が大いに楽しみです。

研究 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<ついでにLHCの近況も | HOME | 木陰>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |