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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

電子秤の調整

私はあまりテレビを見ませんが、毎週ほとんど見てしまうのが「平成教育委員会」(であってたかな?)というクイズ番組です。子供と一緒に、ちびまるこ、そしてサザエさんを見て、そのままテレビがつけっぱなしで見てしまうというパターンです。

この番組を見て感じるのは、漢字好きの人が世間には多いのかな、ということ。毎回毎回飽きもせず、漢字の問題ばかりじゃないですか?違うのかもしれませんが、真剣に見てるわけではなくBGV的に見てる私にはそう感じてしまいます。漢字ばかりではなく熟語みたいなのも多いのですが、いずれにしても言葉の問題ばかりだなぁという印象を持っています。

その中で面白いのは、ビートたけしが出題する算数の問題。たいした知識は必要なく、考えればわかる問題が多くて結構楽しんでいます。それから、先週だったかの理科の問題で、札幌で使っていた振り子時計を那覇に持っていくとどうなるか、というのがありました。高校で物理を勉強した人なら定量的にその変化を考えられる問題で、番組の中でもちゃんと定性的に説明していたのには感心しました。一言で言うと、私たちが地球から受ける引力は、重力によって地球に引っ張られる力と、地球の自転による遠心力の和なので、緯度によって違いがあり、その結果、振り子の振れる速さが変わります。緯度が高いほうが引力が大きくて、赤道地域では引力が最小になるわけです。なので、番組の中でも説明してましたが、ロケットを打ち上げる基地というのはその国の緯度の低い地方に作るのが常套手段です。

世間の多くの人にとって面白いと感じたかどうかはわかりませんが、こういうことを取り上げてくれて素晴らしいと感じました。さらに、私自身が面白いと感じたのは、地球からの引力が緯度によって違うことから、電子秤が同じ日本の中でもちゃんと地域ごとに較正されているということでした。言われてみれば当たり前ですが、そんなことされてるとは知りませんでした。確か、大雑把に緯度によって7地域くらいに分けられていて、その地域ごとに秤が調整されているのだそうです。

教科書で習う当たり前のようなことでも、実際に生活の中でその原理が生かされていると知って驚き、なんだか嬉しかったのでした。もうちょっと真面目になると、例えば物理を教える時に、単に原理や仕組みを教えるだけでなく、その原理が生活の中でどのように生かされてるかまで教えることができると、話を聞いてるほうはより興味を持ってくれるのかもしれませんね。力学にしても、電磁気学にしても、中学生か高校生で習う範囲で(定性的に)説明でき、かつ、身近に役立てられている原理って結構あると思うんですよね。そういう小ネタを引き出しに蓄える必要があるんでしょうね。


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