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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

国際会議の講演者選び

高エネルギー実験というのは、多くの研究者が集まって研究を進めているので誰にどういう業績があるのかわかりにくい、という面があります。頑張っている人が頑張っていると認められる、その線形性が保たれていないと衰退してしまうのはどこの組織、社会でも一緒です。若い人にとって魅力のない組織になってしまいますからね。

ということで、どこの実験グループでも国際会議の講演者選びは非常に重要な問題と捉えられています。とりわけ、ATLASの場合、2000人以上の研究者がいるわけで、その中から講演者を選ぶというのは非常に難しい作業です。エゲツナイ話をすると、高エネルギーの場合論文ではもはや誰の業績か全くわからないので、どの会議で発表するかというのが、業績の目安となります。なので、重要なだけでなく、戦争になりやすい(?)、非常にデリケートな問題でもあります。

ATLASの場合、講演者を決めるための委員会と、その委員会に講演者候補を提出する委員会(?)という2段構えになっています。なんだか知りませんが私はその後者のメンバーになっていて、最近、この活動も活発化しています。私たちの分野では夏と冬に大きな国際会議があり、夏の会議の講演者を決めるために動き始めたというところです。

そこでの議論内容はオープンではないので書けませんが、いやはや、予想以上に大変です。莫大な人数から候補を絞らなければならないという実務面の大変さと、利害対立という政治的な大変さがあり、思っていたよりも重労働です。ただ、これまでどうやって発表者が選ばれているのか五里霧中でしたが、そのプロセスを理解できたのは勉強になってよかったです。あと、議論の練習(?)にはなります。

しっかし…この作業は本当にchaosです。


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