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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

LHCここ数日

30日にメディアデイと称してマスコミを集め、華々しく3.5+3.5TeVの衝突を行ったLHCですが、その後は地道な調整作業が続いています。ビームを加速するための調整、加速したあとビームを失うことなく長い時間周回させるための調整、ビームをLHCに入射する際の最適化、ビームをいかに安全に捨てるかの調整、そして数日前のエントリーに書いたように非常に重要な安全装置のテスト、等々、加速器サイドではやることが山のようにあります。予定表を見ると、今週末から3.5+3.5TeVの衝突が連続的に行われるはずですが、さてどうなることか。

ちなみに、今週末は確かイースター。Tevatronでは、祝祭日は加速器の人がアクティブに仕事をしないので、比較的安定して物理データの収集を行うことができました。加速器の人にとっては色々な調整作業がメインで、そういう調整作業を行っている間は物理データを収集できません。逆に、祝祭日はその時点でベストと思われているパラメータで淡々と加速器を走らせる、結果として物理データの収集時間が長くなりより多くのデータを収集できる、ということが結構ありました。特に実験初期にはそういう傾向になります。ということで、今週末のLHCに注目です。って、まだそこまで調整が進んでいないかな。

さて実験サイドですが、わずかな3.5+3.5TeV衝突データをそれこそしゃぶり尽くすような解析が始まりました。Tevatron同様、ジェットが見えたとか、高い運動量のミューオンが見えたとか、に始まり、Wっぽいものが見えたとか、トップっぽいものが見えたとか、気の早い宣伝合戦が始まっています。いや、Yさんが言うように、誰もデータを見ないよりはずっといいのですが、なんというか…宣伝合戦がとうとう始まったか、という感じです。まあ、お祭りですかね。


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