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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

記憶術

この前テレビで見て知ったのですが、記憶を争う大会というものがあるんですね。ランダムに並んだ数字の列を1時間で何桁覚えられるかとか、トランプ52枚の並びをどれだけ速く記憶できるかとか、その他にも色々な種目があるのですが、とにかく、まあその大会の出場者の凄いこと凄いこと。数字を1時間でオーダー千桁記憶したり、トランプ52枚だったらそれこそ数10秒で記憶してしまうんです。その凄さに本当に驚きました。

記憶と言えば身近にも驚く人がいます。素粒子理論のK教授。この人の記憶力も凄まじいです。まさに「頭の中を見てみたい」というものです。上の大会のような記憶力があるのかどうかはわかりませんが、何が凄いって科学ネタの歩く百科事典なのです。いや、科学ネタだけではなく、とにかく一般的な記憶力が桁外れです。ただ私たちにとって話していて楽しいのは、やはり、彼の科学ネタ。例えば、ノーベル賞を取った人全ての伝記が頭の中に入っているような感じです。物理になんてなったら、ノーベル賞受賞者だけでなく古今東西の有名物理学者のエピソードを全て知っているのではないかと思います。どういう人の話になっても、「ああ、彼はこういうことをやってたんだけど、どこそこの誰と仲が悪くて苦労した」みたいに、科学的な業績だけでなく、ゴシップ(ここが大切)を含めた色んな情報が出てきます。ゴシップから見る科学史みたいな本を書いたら非常に面白いのではないかと、仲間内でよく言われています。もし出版されれば間違いなく買います。

で、記憶の話ですが、何かを記憶するにはストーリーがいるんですかね。記憶コンテストの優勝者は、数字を数字として覚えるのではなく、何か別のものに置き換えているんだそうです。例えば、トランプならあるカードを騎士、またあるカードを壁、また別のカードを…みたいに置き換えて、並べられたトランプの順番を覚える時には「騎士が壁に当たって…」のように覚えていくのだそうです。K教授の場合も何かストーリーがあるほうがいいらしいですし、私たちが何かを思い出す時を考えてみても、エピソードだと思い出しやすいですよね。ある飲み会でこういう話で盛り上がり、で、誰かがこういう面白い話をした、みたいなのは覚えていられますし、思い出せますが、単なる数列なんて普通は覚えられませんよね。語呂合わせなんてその典型です。

と、考えてはみたものの、私自身は記憶力本当にダメダメです。アルツハイマーではないかと思うくらい昔から記憶力がありません。ミーティングで学生に話したことを次の日には(というか、ミーティングが終わった直後に?)すっかり忘れてますし、勉強でも暗記するのは大の苦手でした。ストーリーと関連づけるという方法をやっていれば、若いときにもう少し色んなことを覚えられたんでしょうかね。


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