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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

将棋観戦

今日は久々に家でのんびりとしています。複数の雑用の締め切りに追われ、出張が重なり、修論でばたばたしていたため、正月以来の休みです。まあ普通のペースと言えば普通のペースですかね。ははは。

午前中は子供の通う幼稚園の催しにちょっと行きましたが、それ以外は家でゴロゴロしています。天気が悪いせいもあって子供と家の中で遊んでいるのですが、その隙をついて(?)、ウェブで将棋観戦をしています。

将棋には、全部で7つのタイトルがあります。一番有名なのは「名人」でしょうか。名人というのは何かの名手という意味もありますが、タイトルの名前でもあるので、将棋(あるいは囲碁)に興味のない人にとっては少しconfusingかもしれません。それはそれとして、今見ているのは「王将」というタイトルのタイトルマッチです。どのタイトルマッチに出るにも予選を勝ち抜き(トーナメントの場合もあればリーグ戦の場合もあります。あるいはその組み合わせ)挑戦者にならなければなりません。その後7番勝負あるいは5番勝負でタイトルをかけて戦うのですが、王将戦は7番勝負。今日(正確には2日かけて戦うので、昨日、今日とやっているのですが)見ているのはその第3局。ここまで1勝1敗できています。

で、その対局がウェブで中継されているのですが、将棋が強くない観戦ファンの私の場合、指し手以外を結構楽しみます。例えば、食事とおやつ。タイトルマッチの場合、対局中、午前と午後にそれぞれおやつが出されます。さらに、昼食休憩もありますし、夕食休憩がある場合もあります(タイトルマッチによって持ち時間が違い、夕食休憩はある場合とない場合があります)。アホなミーハーファンとしては棋士が何を食べるのか、のほうが次の一手より気になったりします。なにせ、次の一手の意味がわからないことがほとんどですから。とほほ。で、その食事あるいはおやつですが、一回見ただけでは大して面白くないのですが、ずーっと見ていると色々面白いんですね。毎回同じ食べ物しか食べない、という非常にユニークな棋士がいたり、終盤の白熱した場面での夕食では形勢の悪いほうが軽い食事になる傾向があるとか、とにかく、私みたいなオタクにとっては色々楽しめるんですね。

さらに面白いのはやはり人間ドラマです。終盤の極限の集中状態になると、1手指すごとにトイレに行かなければならない人がいたり(咳き込んで、酷いときは吐いてしまうらしい)、あの有名な羽生善治さんは、ギリギリの終盤戦で自分が勝ちになったと思うとより緊張が高まり、駒を持てないほど手が震えることがあります。こういうのはわかりやすい例なわけですが、やはり、見ていて引き込まれるのは激しい人間ドラマが背後にあるからです。私の場合、将棋の指し手そのものを理解しているわけではないのに、その人間ドラマに十分魅了されているわけです。

これは、対局の様子を克明に伝える記者の人たちの筆力にもよるわけですが、そもそもウェブ中継というのは私のような将棋オタクにとっては本当に素晴らしいサービスです。で、思うのですが、将棋そのものをそれほど理解できない私のような人間でも将棋を楽しめるわけです。物理、というか科学の世界もなんとかそういう土壌、サービスを作れませんかね。物理学者が凌ぎを削る研究現場というのも、それなりに人間ドラマがあって中継できたら面白いと思うのです。そこで行われている最前線の研究内容を多くの人に理解してもらうのは難しくても、人間ドラマは興味を持ってもらえるのではないかと思うんですけどね。


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