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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

正義のヒーロー

男の子は正義のヒーローが好きな子多いですよね。私の息子が友達と遊ぶ時は、みんな自分の好きなヒーローになりきっているようです。彼らの世界は単純明快「いいもん」「わるいもん」の二元論で、正しい「いいもん」を応援しますし、自分も大きくなったらそういうヒーローになりたいと言う子供が多いです…と言いつつ、私の子供は痛いから嫌だとすっとぼけたことを言いますが。ははは。

まあ息子のことはさておき、小さい時はみなヒーローに憧れるのに、いつ頃から「いいもん」が嫌いになる(?)人が増えるんでしょうね。私なんてあまりに単純なので、今でも悪代官一味よりは水戸黄門一味になりたいと思いますが、世間で起きるニュースを見ると、水戸黄門よりも悪代官になりたい人が結構いるわけですよね。貧しくて仕方なく、ではなく、「いいもん」は嫌い、「わるいもん」が好き、になってる大人が相当いるのではないかと思います。子供達を見てると、いつ頃から、なんでそうなっちゃうのか不思議です。

社会学だか経済学だかの実験にこんなのがあるそうです。

4人1組でゲームをします。4人それぞれにメダルを20枚づつ配ります。公共の壷というものがあって、4人は順番にその壷にコインを入れるか入れないかの判断をします。もし誰かがその壷にコインを1枚入れると全員が0.4枚のコインをもらえます。つまり、1枚の投資が1.6枚になるわけです。ただし、その1.6枚が全員に再分配されるという仕組みです。合理的に考えれば全員が投資をすべきで、実際、ゲームの開始直後はみんながコインを入れるのだそうです。ところが、必ずぬけがけをするヤツがいるんですね。自分では払わずに人が払った分だけ貰おうとする汚いヤツが。そうすると、最初は我慢して投資してた人も段々嫌になって、最後には誰も払わなくなってしまうのだそうです。

そうか、この実験は税金の仕組みだから、社会学ではなく経済学の実験ですね、きっと。

それはさておき、現実の世界でも同じことが起きてますよね。ルールの範囲内で少しでも税金を少なく納めよう、隙あらば脱税、くらいの勢いの人がたくさんいるのは悲しいです。皆がちゃんと税金を払えば、全体だけでなく個人が受ける恩恵も増えるのに、ぬけがけするヤツがいるおかげで恩恵を得られないというのは勿体ない話です。ま、これは、税金の話で、こういうことをどっかヨーロッパでは小学生のときに教え込むという話なので、教育で解決できることなのかもしれませんが、そもそもなんでぬけがけする「わるいもん」になりたくなっちゃうのかな、というのが子供を見ていて最近思うことだったりします。


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