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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

DAMA/LIBRAの最新結果

DAMA/LIBRAの新しい結果がarXivに載ってるのに気づきました。相変わらずいい勢いでannual modulation見えますねー。

銀河の回転によってダークマターも回転してるとすると、私たち地球にいる人間はダークマターの風を一定方向に受けてることになります。ところが地球は太陽の周りを回っていますから、季節によってダークマターの風が向かい風になるときと追い風になるときがあります。つまり、季節によってダークマターの観測量が変化する(annual modulationと呼びます)ことを観測できれば、ダークマターを観測したことになります。もちろん、他のバックグラウンドによる効果でないことが確認されれば、です。

と、偉そうに書いていますが、検出原理を私はきちんと理解していません。追い風だろうが向かい風だろうが、ダークマターが飛んできていれば観測にかかる量は変わらないわけで、変わるとしたら実験室系での運動量、あるいは飛来方向です(よね?)。日本でやってる(やろうとしてる?)annual modulation観測実験では飛来方向に感度のある検出器を使う、うんぬんを聞いた気がするのですが、DAMA/LIBRAっちゅうのは、何に対して感度があるのでしょうか。方向に感度がありそうな気がしないので、運動エネルギーの違いから観測にかかる(閾値を超える事象数)事象数が変化するということなのでしょうかね。って、論文読めばいいんですね。修論と卒業研究の嵐が過ぎ去ったら読んでみます。

にしても、結果の図だけ見てるのですが、annual modulationが凄くきれいに見えています。他のダークマター探索実験と矛盾した結果に大昔からなってるわけですが、専門家はどういう見解を持っているのか興味あります。あと、どうでもいいですが、DAMAにしろPAMELAにしろ、ダークマターっぽい(?)怪しげなモノが見えるのはイタリアの実験ばかりです。引用回数の多い論文を書くには、イタリアの実験に参加するのがいい方法かもしれません。


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