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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

LHCのこれからの予定

LHCのこれからの運転計画が変更になりました。先週シャモニーで加速器のワークショップがあり、そこでに結論がようやくオープンになりました。

今までの予定は2010年一杯運転。100pb^-1程度の統計量を蓄積することを目指す。3.5+3.5TeVで最初は始めるが、様子をみて5+5TeVを目指すということになっていました。

これが、2010-2011年ほぼ目一杯運転。ただしエネルギーは3.5+3.5TeVのまま。この間、加速器サイドでは7+7TeVにするための準備を整え、2012年まるまるプラス2013年初めの数ヶ月間シャットダウンして、エネルギーを7+7TeVに上げても大丈夫(陽子の軌道を曲げるための超伝導電磁石に電流をより多く流しても大丈夫)なように全周の部品を交換+磁石のトレーニングをする、という予定に変更になりました。2013年の運転再開時には7+7TeVになるというシナリオです。ちなみに、2011年末までに1fb^-1収集する予定で、もし2011年末を待たずして1fb^-1データが貯まった場合は、そこで運転を打ち切ってシャットダウンに入るらしいです。

もとのシナリオでも新しいシナリオでもヒッグスを発見するのは極めて難しいので、その辺のことをやろうとしていた人には影響が小さいですが、SUSYとかStandard Modelの精密検証みたいなことをやろうとしてた人には割とインパクトのある予定変更です。


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