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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

卒業研究と修論

今日の物理学専攻の運営会議(教室会議と呼ばれています)は私が今まで参加した中で最短。たいてい3時間近くかかるのですが、今日はその半分の1時間半。いつもこれくらいの短さだと嬉しいのですが、次回どうなることやら。

会議が短かったおかげで、4年生の卒業研究の進捗状況についてたっぷりと議論できましたし、修論の第1稿のイントロダクション部分を読んで添削することができました。やはり、これが本来あるべき大学の姿でしょう。

で、卒業研究ですが、前に書いたと思いますが、宇宙線中の陽子を探索しています。その前段階としてミューオンを観測。寿命からミューオン候補を選び出し、その質量が既知の値と一致することが現段階での目標なのですが、これが難航中。データ収集システム等に問題があって紆余曲折してきましたが、読み出しは今は順調。あとは頑張るしかないという状況です。あと2週間ちょい、体調を壊さないように気をつけつつ頑張るしかありません。修論と卒業研究にケリがつくまでの向こう2週間ちょいは、比較的時間を作れるはずなので、ラストスパートを後押しです。

修論のほうは、添削したものを学生に見せると真っ赤になってると笑って(驚いて?)いましたが、初めての論文書きではそんなものです。私も学生のときは原稿が真っ赤になって返されました。誰しも辿る同じ道です。あと、イントロダクション部分というのは書くのが難しいものです。自分が実際に手を動かしたこと(検出器の測定とか解析とか)を書くのは簡単ですが、導入部分はその論文の狙いを定め、以下に重要で面白い研究をやったのかを読者にアピールする部分なので、慣れていないと(いや、慣れていても)一番書くのが難しいです。ということで、このブログを読んでるM2の人々は、真っ赤な添削なんて気にしないでガンガン書いてください。


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この記事のコメント

私は、物理で真っ赤な添削なんて受けたことありません。自分の学部時代には返してもらえることさえ稀だったレポートの採点を、TAとなってしました。博士課程では指導を受けていないのに、ホームページで質問に対する回答を無料公開していました。

大学によって違うのでしょうか?

小柴先生の受賞年に東京大学で素粒子物理のTAをしていたのは私だけですが、年収は24万円に過ぎませんでした。2000万円のアカハラ被害を受けた上、今も「益川塾」への応募すら許されない・・・。
基本的人権を奪われたようで悔しいです。
2010-02-04 Thu 03:03 | URL | μ [ 編集]

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