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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

今年度最後の実験の授業

タイトルの通り、今日の午後は、今年度最後の実験の授業でした。明日、明後日と、過去のレポートの採点をこなせば、今年度の私の1年生相手の実験の授業に関する業務は終わりです。授業のコマ数が異常に多かったですが、ようやくゴールが見えてきました。これを乗り切れば、あとは何回か講義をこなすだけです。

しかし、今日の授業はせわしなかった。というか、人手不足でした。通常は修士課程の学生がTAとして3人つきます。正直今日の授業に3人のTAは多過ぎで、1人いればなんとかなる、多くても2人で十分、という実験内容なのですが、今日は、授業時間途中からTA全員が抜けてしまったので、後半は私だけになってしまいました。まあ、別にそれでも私の側からすると問題ないのですが、実験を終えた班から結果のチェックを受けてそれにパスすれば学生は帰れます。通常だと私だけでなくTAもそのチェックを行うのですが、それが今日は私だけだったので、他の班がチェックを受けている間に学生が待たなければならず、それが彼らにとってどうだったのかな、という感じです。あ、ちなみに、今日の実験は同じ1年生相手でも易しい内容になっているのでTAの人もチェックしますが、木曜と金曜の実験の授業では、実験最後のチェックは教員しかやりません。

ところで、なぜ今日は一斉にTAが抜けてしまったかというと、修士課程の学生(学部生も?)を対象とした就職ガイダンスとやらが行われたからでした。修士課程1年のこの時期から就職活動を始め、決まるのがいつかはもちろん人に依りますが、就職が決まった後も会社からの色々な拘束を受ける学生だと、修士課程2年のうち、研究に使えるのは実質1年強なんてこともあります。さらに1年生の前期は受けなければならない授業もあったりして、研究に使える時間が1年を切ってしまう学生もいるのではないでしょうか。授業では得られない総合的な人間力(?)を付けることが可能な研究期間が短いのは非常に残念です。しかも就職が決まっていると、仮に研究のレベルが閾値に達していなくても卒業させないというのは非常に難しいです。なんだか本末転倒です。卒業できることが決まってから就職活動というのが本筋だと思うのですが、まあ、今の実情からして夢物語ですね。


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