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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

来年度予算案

よっしゃーっ!
来年度予算案が財務省から発表されました。数10%削減、のような恐ろしいことにはなっていませんでした。よかったぁ。

とは言うものの…
科学技術全般では3.3%減、文教関係では8.2%の大幅(と言ってもいいですよね?)増し。ただし大学への運営費交付金は0.9%減。って、そうか。8.2%の大幅増って当たり前ですね。高校の授業料タダにしたんですから。それも公立高校だけでなく、私立高校生のいる家庭にも公立高校の授業料相当を助成するのですから…義務教育になるんですか?この資金が確保されたことを考慮に入れると、文教関係全体でもむしろマイナスなんですね。とほほ。

科学技術関連では、科研費は1.5%増。そして私が一番心配していた特別研究員事業もめでたく2.6%増。本当によかったです。あと、最先端研究開発戦略的強化費補助金というのが若手と助成研究者の支援のために新しく開始されるようで、これがどういうものなのか気になるところです。いずれにせよ、事業仕分けで酷い目にあった科学技術の予算ですが、この結果を見ると、国民から支持の声が多かったのでしょうか。文科省、財務省、民主党、その他に科学技術予算サポートの意見を送ってくださったかた、本当にありがとうございます。これからもサポートをよろしくお願いします。

一方で、無駄な経費削減につながるようなシステム構築を目指さないとなりませんね。効率的、弾力的な予算システムを導入し、公正な予算配分になるようにしなければなりません。そして倫理観の欠如した(不正をする研究者よりもむしろ、やる気のない研究者による損失のほうが大きいのでは?)研究者にはぜひとも退場して欲しいです。

あと、今回の件では、官僚、族議員、そして業界団体の鉄の三角形ばりに、教育・研究関係者もこれからはロビー活動をしなければならないのかな、ということを感じました。ただ、企業と違ってロビー活動に使えるお金はないので、ロビー活動と言ってもやれることは限られています。一番大切なのはより多くの人に科学に興味を持ってもらい、日本にとって重要だということを理解してもらうことなのですが、今回強く感じたのは、地道な活動(それが一番大切なのですが)だけでなく派手な宣伝活動も時には必要ということです。ずーっと前から思っていたのですが、大物はもっと派手に宣伝活動してもいいんじゃないかなぁ。

しかし、我々高エネルギー業界のご本尊、KEKの特別研究費はどうなったんだろう?


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この記事のコメント

プロジェクトの経費が決まるのは年が明けてからといううわさです。
2009-12-27 Sun 17:55 | URL | 中村 [ 編集]
> プロジェクトの経費が決まるのは年が明けてからといううわさです。

情報をありがとうございます。
噂では、劇的なダメージにはならなそうですね。
2009-12-29 Tue 13:36 | URL | ExtraDimension [ 編集]

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