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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

ATLASも順調です

運転を再開したLHCが順調に稼働、色々な調整が進んでいるという話は最近何度か書きましたが、実験屋サイドATLASも順調な立ち上がりを見せています。イベントディスプレイ一つですら外部の人に見せるにはapproval processが必要なので、細かい数字等は言えませんが(もちろんプロットも見せられません)、とにかくよく動いています。トラックのインパクトパラメータ分布なんて、シミュレーションとほぼ一致しているというビックリな性能です。我々シリコンストリップ検出器のエンドキャップ部分を除いては、宇宙線だけでかなりの精度までalignmentできていましたが、その結果を裏付ける結果が出ています。ビームの衝突が始まり、alignmentに使うデータが高統計で取れるので、チャンネル数の多いピクセルのalignmentも一段と進みそうです。

他の検出器に関しては詳しいこと知りませんが、どれもよく動いているようです。ただ、Missing Etの分布はまだシミュレーションとよく一致するというレベルにまでは達していません。色々な測定の総和みたいなもんですから、それまで一致していたら本当に驚きで、ある意味想定の範囲内です。が、ホットチャンネルは少ないみたいで、強烈にtailを引いているというようなことはなく、カロリメータもしっかり動いていることがわかるような分布になっています。Dzeroのときとは大違いです。

解析のペースがすさまじく、最初の衝突事象というざっくりとしたテーマで進められている解析結果が今日当たり公表されるはずです。一般公開(?)されたらプロットとかも載せていきます。気が向けば、ですが。


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