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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

放射線源の値段

昨日、高校生への講義を終えて、残る精神的負担、というか、通常の研究と大学業務以外でやらなければならないことは、来週の同じく高校生を対象とした研究室体験の企画です。身の回りにある放射線ということで、法律的には放射線源とはみなされないながらも弱い放射線を出す放射線源からのα、β、あるいはγ線、あるいは宇宙線を簡単な検出器で測定してもらおう、というのが概略です。霧箱でも作ってもらおうと当初は考えていたのですが、それはすでに昨日、講義の一環としてやられてしまったので、別の遊びを考えないとなりません。

放射線源といえば、日本アイソトープ協会というところから法律で言うところの放射線源を買うのですが、今ちょっと困ったことになっています。というのは、4年生の卒業実験で使う陽電子源を探しています。当初アイソトープ協会に電話で見積もりと納期を尋ねたところ、7万数千円で納期は1ヶ月と聞いていたので、それなら何とか買えるということで、注文を前提として先週同じことをメールで尋ねたところ、値段が約35万円、納期は2ヶ月以上と言われてしまいました…。うーん、最初の見積もりは何だったんでしょう。それだと高過ぎて4年生実験に使う物としては買うことができません。

今思うに、最初の見積もりの時にナトリウムのβ+線源と言ったのに、電話で応対した人はナトリウムのγ線源だと勘違いしたのではないか、と予想してます。7万数千円というのは、カタログにも載っているどこの研究室にもあるような放射線源の値段と同じくらいなんですね。なので、その答えを聞いた時に思ってたよりも安いなと感じました。そう感じたのですから、おっラッキーとぬか喜びせずにもう一度確認すべきでした。

しかし、後悔しているだけではコトが進まないので、今は、他の研究室や大学のRIセンターにβ+線源がないか問い合わせ中。同時に、当初の計画を完全に変えて宇宙線を使った実験をバックアップとして考えています。


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