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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

自然科学実験

今日の実験の授業は早く終わりました。

理学部の学生全員が対象の自然科学実験という科目があって、この実験では、物理、化学、生物、地学、そして数学までと、全ての学科の実験をやります。自分の専門以外のことも軽く(?)やってみよう、というのが授業の趣旨のようです。そういうわけで、学科の垣根を越えたクラス編成、班編成で、実験を行います。脱線ですが、このクラス編成と班編成は、自分の学科以外の友達を作るいいチャンスで、授業内容はさておき、なかなかいい企画のように思います。

で、私の担当は放射線実験。とはいえ、木曜と金曜に担当している物理学実験と違って、レポートもなければ、誤差に関する議論もないという、高校生以下が対象でも大丈夫なないようです。他学科の学生も含めているのですから、当たり前といえば当たり前の話ですが、とにかくそういうわけで、実験を楽しんでもらおうというのが趣旨とも言える科目です。

どんなことをやるかというと、まずは霧箱。キャンプで使うマントルがα線を出すので、それを線源代わりにして、α線の飛跡を目で観測してもらうという有名な実験です。目で見ることができないがために素粒子・原子核というのはとっつきにくいジャンルの学問だと思うのですが、視覚に訴えかけてくる数少ない実験で、毎年、学生にも評判がいいです。

もう一つは、シリコン検出器を使ってβ線の透過力の測定。先に書いたように、定量的に何かを求めるというのではなく、どれくらいの物質があるとβ線は止まるよ、くらいの大雑把な内容です。

去年も担当しましたし、昼飯を食べながら教科書を読んで今日やること、説明することの流れは確認したつもりだったのですが、年度の初回だったので、やはり説明がしどろもどろになることがありました。自分で一から考えた授業内容と違って、説明の流れはきちんと頭に叩き込んでおかないとなりませんね。授業だけでなく、研究の発表でも自分が作ったスライドなら準備無しでもスラスラ説明できますが、人のスライドの説明って大変です。言い訳はさておき、次回以降はもう少し滑らかに説明できるようになるでしょう。


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