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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

理研主任研究員の不正

標記のニュースを読みました。研究費を不正流用していたという話で、非常に気分悪いです。腹が立つやら悲しいやら…。

前にも書いたことありますが、今回の事件と違って、研究者の多くの不正事件の遠因は、予算執行に柔軟さが足りないからだったりします。典型例が年度を跨いで予算を使用できないことです。しかし、今回のは完全に私利私欲で、こういうタイプの不正事件ってそれほど多くはないと感じるのですが、なんでこういうことが起きるんでしょうね。

自分の場合、研究費が圧倒的に不足しているので、例えば出張等の場合、足が出るほど日当+宿泊費を抑えます(う、やばい。こんなこと書くと嫁さんに怒られてしまう…)。自分の懐に入れるというより、自分の懐から出してます。それくらい、研究したくてたまりません。

が、今回のような事件を起こす人は、研究資金はあるがもう研究をやる気がないか、あるいは研究資金が有り余り過ぎてるか、のどちらかなわけですよね。ということは、いずれにせよ必要のない研究費の支給を受けていることが問題なわけで、なんでそういう人に研究資金が回るのか、と私的には腹が立ってしまいます。研究資金が本当の必要性に応じて配分されていません。

新聞には、研究費が国民の税金であるという意識が研究者には低いから、みたいなコメントがありましたが、これは本当にそうなんでしょうかね。一般企業でも予算の不正流用という事件は起きますし、そもそも、公務員等の事件はマスコミに狙われているのでニュースになりやすいですからね。本当に公務員の不祥事は民間よりも多いのか気になります。あと、今回の不正事件の研究費の財源は国からの受託研究費だけでなく、民間からの受託研究も多く含まれているようです。工学、薬学系などは、民間からの研究資金が多いわけで、そういう資金なら不正使用してもいいということにはならないわけで…国民の税金うんぬんというコメントは、毎度毎度のマスコミによる公務員イジメとしか受けとれませんでした。


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この記事のコメント

あの時、不本意な結果で翌年受けなおした学生は何人もいたのです。解が無限個あって「決定する」ことなどできない問題が出たばかりではありません。スピンの問題は、「現代物理学入門」で、こちらが望みもしないのに
「院試にでるかも」
と物性研の先生が前ばらししていました。

私は1年目の院試の面接で、思わず
「失敗した。来年もう一度受けます」
と言ってしまったのです。もちろん退学など望んでいません。その後相談に行くと、和達教授は、(同じく院試で不本意な結果となっていた)
「横田さんについても、どうしようかと思っている」
とおっしゃいました。

しかし、2年目の院試の素粒子理論コ-スの面接で出題ミスを指摘した後、退学しなければならないのか問い合わせたところ、事務員数名や和達三樹専攻長、江口徹専攻主任などに、密室で私一人取り囲まれた状態で、脅迫のように「自己都合」で退学させられました。

あの時出題ミスを公に謝罪して適切な対応をとれば、あるいは、間違った理論をちゃんと批判していれば、私も大金を失わず、アルバイトとの両立で過労気味だった横田雪瑛さんも、自殺せずに済んだかもしれないのに。教授達がぐるになって、故意に隠蔽したから、今も私の被害は回復されず、眠れないほどつらい思いをしています。

たぶん被害者は他にもいたと思うのですが、早く名誉回復してもらいたい。私は2002年頃から学内公聴会でアカハラの事実を発表し、アカハラ調査委員会も設けられましたが、報告書は一方的に「アカハラはなかった」と誤魔化すものでした。女性優先研究職は、あっても任期つきの不利な条件のものばかりで、4000億円の税金を使う実験に利害関係する「超対称性理論」「超弦理論」に批判的な私が再任されると思えませんし、指導教官の主要業績と異なる結果になってしまった私には、応募に必須の推薦文を書いて下さる、好意的な理解者などいませんでした。

二度と被害者がでませんように!
2009-10-24 Sat 20:02 | URL | nisimiyu [ 編集]

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