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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

ADCすら読めない

4年生の卒業研究のテーマを決めるべく、簡単な予備実験を昨日からやっているのですが、データ収集システムが動かず悪戦苦闘しています。

CAMACという古い(ですが、この業界標準)システムを使って、とりあえずADCを動かそうとしています。ADCというのは、ある指定した時間間隔に入力される電荷量を数値化する装置で、私たち実験屋にとっては最も身近な装置の1つです。ところが、ADCには数値化したい電気信号が正しいタイミングで入力されているにもかかわらず、入力ゼロのときと同じ値しか返しません。さらに、ある特定のチャンネル(1つADCに16個の信号を入力可能です)に信号を入力すると、信号が入力されていない複数のチャンネルが怪しい挙動を示します。

別のADCを使っても全く同じ挙動を示すので、ADCの故障というわけではなく、データ収集のためのソフトウェアにバグがあるか、そもそも使い方を間違えている、ということしか現段階ではわかりません。ソフトウェアのバグと言っても、非常に簡単な数10行のプログラムで何度も確認しましたし、そもそも昔使っていたのとほぼ同じコードです。

というわけで、昨日の午後と今日の午後、かなりの時間を費やしたのですが、全く進展がありません…。恋活(?)中のKくんがいない間にFさんと問題を解決してしまおうと思ったのですが、無念。原因追及のためのアイデアまでも枯渇してしまいました。しかし、一緒にやっている4年生にとっては進展がなくてストレスが溜まるのかもしれませんが、答えのわからないトラブルを解決しようと色々やるのは、答えのある受験勉強なんかと違って、非常に面白いものです。


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