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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

フライブルグ大の教授

昨日は、フライブルグ大の教授が私たちのグループを訪ねてきました。フライブルグはATLASに参加している大きなグループで、研究内容が近いことから、D1の学生を受け入れてもらって(この学生は今月からフライブルグに長期滞在します)共同研究をしています。月曜日に行った広島での国際会議に彼も来ていて、せっかくなので、会議が終わった後の昨日の午後大学に来てもらいました。

私たちのグループを案内した後、これからの研究計画を相談しました。彼らは巨大CollaborationであるATLASの中でも大きなグループで、色々な物理解析を行っているので、解析の共通項を探すのは簡単です。今までもその共通項を元に作業を分担していたのですが、今回は物理解析のテーマに関する相談が中心でした。

エネルギーが低いことと、当初のルミノシティが低いと予想されることから、ここ1、2年で解析に値する物理内容がおのずと決まってきます。なので、彼も私も考えていることは非常に似ているのですが、微妙なところで嗜好のベクトルがずれていて(全く同じ嗜好なんてあり得ないので、ある意味当然です)、相談するというのはそのズレを摺り合わせるといった感じです。ただ、自分たちのグループが強力だからといって自分の意見を強く主張するようなタイプの人ではないので、議論は非常にスムーズに進みました。

国際協力で難しいのは、自分の主張を一歩も譲らない人がいることで(一般論として、日本人同士の議論ではお互いが譲歩するので、話し合いはわりと円滑です)、そういう人と一緒に仕事をするのは悲劇です。延々と水掛け論が続いてしまって、何のための議論だったのかわからなくなるようなことが多々あります。が、昨日話をした教授は非常にマトモな人なので、精神的にも話し合いをするのが非常に楽でした。

大学の案内と研究内容の相談の後、一緒に晩飯を食べに行ったのですが、やっぱり欧米人の中ではドイツ人というのは日本人に似ているなと感じました。きっと彼だけでなく、日本人的にはドイツ人とは比較的一緒に仕事しやすいんでしょうね。まあ私の場合、イタリア人と一緒に仕事をするのも無茶苦茶で面白かったりしますが。ははは。


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