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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

大学説明会

高校生(とその保護者)を対象とした大学説明会というものが今行われています。オープンキャンパスとかいう名前でも呼ばれているようです。私たち理学研究科の説明会は明日で、学科ごとの説明と、参加者が好きな研究室を訪問するという二部構成です。

私は過去2年この時期はCERNに出張していたので、この催しに参加したことはありません。今年はたまたま私が出張していないことと、Y教授が出張でいないことが重なって、研究室見学に来た人たちへの説明を私が行うことになりました。ということで、今スライドの準備をしているのですが、なかなか難しいです。大学院生くらいを対象とする高エネルギーのイントロダクションならまだしも、大学説明会に来るのは高校生、しかも1、2年生がほとんどなんだそうです。つまり、中学生くらいの知識を前提とした説明をしなければならず、私にとっては未体験ゾーンです。

私が気になっていることは2つあって、一つはもちろん私の話を理解してくれるかどうかです。よくある説明のように、まずは、物質が何でできているか説明するつもりです。水は2つの水素と1つの酸素、水素は陽子でできた原子核と電子、陽子はuクォーク2つとdクォーク1つ…うんぬんと進みます。高校で学ぶ知識を前提とすればこの説明でもいいと思うのですが、中学生がどれくらいの知識があるかわからないので、これで理解してもらえるのか相当不安です。物質が何でできているか、を例として出しましたが、他に話す内容に関しても同様の不安を抱えています。

もう一つは、話にオリジナリティを持たすのが難しいです。大学院生相手のトークでは、他の人が話さないようなポイントを私としては結構入れてるつもりです。例えば、他大学での集中講義のスライドを眺めた研究者から「へー、知らんかった」という感想をもらったことが結構あります。ところが、高校生1、2年生相手のトークでは、そういうポイントを入れるのが極めて難しいです。誰でも説明するような内容しか取り入れられません。中学生の知識でも理解可能な、何か面白いポイントがないかと知恵を絞っているのですが、なかなかいいアイデアが出ません…。



KEKの一般公開は9月6日(日)です。


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