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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

バカンスと囚人のジレンマ

LHC関連では最近これといったニュースがありません。この時期はバカンス・シーズンで人が少ない、ということくらいでしょうか。

バカンス…羨ましいですね。しかし、ヨーロッパ(だけ)ではなんでバカンス可能なんでしょうね。しかもバカンスだけでなく、土日はレストラン以外はほとんどの店が休みだったりして、労働時間は明らかに日本に比べて短いと思うのですが、その生活ぶりは、日本人より豊かに見えます。

なぜバカンスが可能なのか真面目に考えようと思ったら、経済とか福祉とかその他諸々が複雑に絡んだ問題なのでしょうが、ふとおもいついたのは囚人のジレンマの話です。共犯者とおぼしき容疑者2名(=本当は犯人)が同時に捕まって、2人が別々に取り調べを受けます。二人とも自白しなければ二人とも無罪なのですが、もし一人が犯行を自白すれば自白した一人は大きく減刑、という餌をちらつかせて取り調べを行うという話です。つまり、ぬけがけするやつがいなければ皆がハッピーなのに、ぬけがけするやつがいるが為に全体としては不利益を被る可能性が高まるというわけですね。

バカンスや土日に店を閉めてしまうのも一緒で、皆が皆一斉に休むから成り立つのかな、なんてことを考えました。ストなんか典型的な例で、みんなが意志を一つに揃えるからこそできるんですよね、きっと。バカンスもそうなのかな、と。もちろん、最初に書いたように真剣に考えると、バカンスを取っても生活していける経済や福祉というバックグラウンドは勿論あるのですが、それだけではないような気がするんですよ。1ヶ月バカンスをとっても生活に困らない人は日本にもアメリカにもいるのですが、(すでに生活に困らない経済力があるのにもかかわらず)ぬけがけして働いて他人より少しでも儲けようとする人が多いようなイメージがあります。

羨ましいヨーロッパのひとたちはさておき、日本でも来週はお盆というみじかーいバカンスシーズンですね。週前半は大学の雑用が待ち受けているのですが、後半は週末も含めて2、3日休む予定です。とはいえ、混雑を避けて遠出の予定はありません。家の近くで子供と遊んで過ごすことになりそうです。



KEKの一般公開は9月6日(日)です。


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