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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

大学院入試と夏の学校とKEK一般公開

私たち物理学専攻の大学院入試は8月の26日から3日間行われます。そこで、今週から試験勉強のラストスパートということで、4年生のゼミと実験はしばらく休止。私自身が楽しめる数少ない業務なのですが、院試に合格してもらわなくては困りますから仕方ありません。

話題は変わりますが、日本の素粒子・原子核を専攻する学生が主体となって毎年夏の学校というものを開催しています。今年はなぜか講師を依頼されてしまい、大学院入試期間と重なっているのですが、27日と28日に長野県の山中に大学の授業4コマか5コマ分くらいの講義をしに行きます。そこで、上の段落で書いたように若干時間に余裕が出てきた今をいい機会に、講義の準備(構想段階ですが)を始めました。対称性をキーワードにLHCで期待される物理を話すつもりなのですが、大学の授業や集中講義とは客層がちょっと違うので、流れをどう組み立てようか今考えているところです。

前期には授業を担当していないので、講義の準備をするのが久しぶりです。毎回毎回感じてしまうのですが、講義の準備をすると本当に自分の勉強になります。よく授業などで、重要な結果にもかかわらず途中の計算を端折らざるをえないときに「自分で計算して確認してみてください」と講師の人が言うことありますよね。でも不真面目な学生だった自分は、そう言われても実際に自分で手計算して確認することは非常に稀でした。が、自分が教える立場だと流石に全部計算してみます。すると「あー、本当にこうなるんだ」と感心することがあります。ただ、そういう楽しみがある反面、時間に追われているときは非常にツライです。学生のときにちゃんと勉強しておけばよかったと思うことしょっちゅうです。ということで、自分のことを不真面目と思ってる学生のみなさんも、いつ天変地異が起きて私のように教える側に回るかわかりません。油断せず(?)勉強しておいたほうがいいですよ。

今日は最後に宣伝。これまた毎年恒例の企画なのですが、KEKの一般公開が9月6日(日)に行われます。今年の目玉は何と言っても小林誠さんの講演ではないでしょうか。事前申し込み制で8月3日から受付開始らしいです。他にも色々面白そうな企画あったり、普段は見ることのできない施設の見学もできるようです。動物園に行くつもりで研究者という珍しい人種を観察して来るのも面白いかと思います。詳しくは上のリンクをたどって見てください。


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