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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

実験室の掃除

今日の午後は大々的に実験室の掃除。とある理由により半ば強制的に掃除をしなければならず(本来の目的は掃除ではないのですが、その目的を達するためには掃除が必要でした)、学生も含めて研究室のメンバー総出での大掃除をしました。研究室のみなさん、お疲れさまでした。

しかし、家でも同じことかと思いますが、大掃除をすると色んな面白いものが出て来ますね。何の実験に使ったのかわからないBGOが出てきて4年生と私は興味津々。小さいのですがかロリメータとして使えないか試してみようということになりました。あるいは、昔所属していたスタッフ・学生の私物的なものが出てきて処分に困ったり、私が個人的に一番興味を惹かれたのはBelleというKEKの実験で使われているシリコン検出器のプロトタイプです。

Belleが実験を開始したのは確か1998年で、B中間子系でCP非保存に関する測定を行い、小林・益川両氏のノーベル賞受賞に大きく寄与した実験です。この実験の肝は、生成されたB中間子の崩壊地点を測定することなのですが、この測定に中心的な役割を果たすのがシリコン半導体を使った荷電粒子の飛跡測定装置です。そのプロトタイプのモジュール(=シリコンセンサーと、信号読み出し用のICが載った小さなボード、これらが一体となったもの)がまさに誇りまみれで残っていたのです。KEKのHさんは昔私たちの大学で助手をしていたことがあり、たぶん今から15年くらい前に作ったモジュールなのではないかと思います。

しまった。これを書いていて思い出しました。せっかくなので、それをどっかに飾るために倉庫から持って来ようと言っていたのですが、すっかり忘れてしまいました。うーむ、今から倉庫に行ってみつかるかどうか…。


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