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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

外部資金

この業界の最も有力な外部資金のソースは科研費と言われるものです。日本学術振興会(=学振と私たちは呼びます)という機関を経由する文科省管轄の財源です。私もその恩恵を受けていますが、それだけでは研究資金が全然足りないので(私たちの場合CERNへの出張費が大きいです)、科研費以外にも色々な競争的資金に応募しています。先日締め切りがあった助成金もその一つです。

それから、科研費とは別に海外出張の費用などを捻出するための助成金が学振、あるいは文科省に幾つかあるので、それらを活用してきました。一昨年度、昨年度ともに、そういった類いの助成金を獲得してCERNに長いこと滞在しました。今年度は大学の雑用を山ほど背負わされてしまっているのでほとんど出張(=研究)できず、そのためそういう助成金にも応募していませんでした。が、来年度はまた出張するぞ、と張り切ってとある助成金(特定国派遣という名称です)の公募が始まるのを待っていました。例年、今くらいの時期に公募が始まるので。

ところがっ!なんと今年はスイスへの特定国派遣が公募になっていません。他の国々は例年通りあるのに、スイスだけありません。うーむ…。

いったいどうしたのでしょう。他の国への派遣制度は例年通り公募しているので学振側の問題ではなく、おそらく提携機関であるスイスのNational Science Foundation(という名称だったような)のほうがこの制度を打ち切りにしたのではないかと思うのですが。これもまたサブプライムローン問題に端を発する経済危機の影響なのでしょうか。再来年度以降の復活を期待するとして、当面、来年度の出張費用をどうやって工面しようか、頭の痛いところです。


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