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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

博士課程学生の長期出張

高エネルギー物理の実験は規模が大きいので、ほとんどの実験は大学ではなくどこかの研究所で行われています。私たちのやっているLHC/ATLAS実験なんてその最たるもので、当然のことながら実験をバリバリやるためには実験を行っている研究所CERNに滞在しないとなりません。

私たちの研究所でATLASをやっている博士課程の学生は2人いて、今は2人ともCERNに長期出張中です。1人は4月中頃から滞在を始めていて、ビザを取得する都合で来週くらいに一旦帰国しますが、ビザをめでたく取れたあかつきには片道切符の長期出張ということになります。大学でぬくぬくと研究するほうが楽ですが、実際に実験をやっている現場にいないと実験の推進力になりませんし、教育効果の面でも教科書や論文を読むだけでは学べない色々なことを学べます。そういうわけで、この業界では博士課程になると実験現場に張り付いて研究を行うのが定番となっています。

もう1人の博士課程の学生はつい先日出発したばかりで、今回は基本的にCERN出張ですが、彼もまた8月末に一旦帰国した後、今度はドイツのフライブルグ大学というところに長期出張します。だいぶ前のエントリーに書きましたが、フライブルグ大学と共同研究を行うことになったので、実験現場のCERNに(日本よりははるかに)近いこともあり彼はそこに長期滞在することになりました。

さらに研究員も今週始めからCERN。ということで、大学に残っているのは修士の学生3人と私だけになり、かなり寂しくなりました。


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