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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

LHC再開の時期

毎週水曜午後は研究室内でATLASをやっている人間のミーティングをやっています。CERNに滞在している人間もミーティングに参加できるように、日本時間の午後4時あるいは5時くらいからミーティングを始めます。

発破をかけるために、全員がスライドを用意して進行状況を報告するよう、昨日メールを流したところ、今日は本当に全員がスライドを用意してきて、いつもよりも密度の高いミーティングになりました。ミーティング前日の発破がこれだけ効くなら、毎週発破をかけてもいいかもしれません…。って、毎週だと効果がなくなっちゃうんでしょうね。あはは。

そんな中、今日は気になったニュースが一つありました。

つい2、3週間(?)ほど前に、LHCの再開の時期が約1ヶ月遅くなって、10月末にビームを入射するというオフィシャルな発表がありました。ですが、現地滞在中のHくんの話によると、さらに再開が遅くなるのではないかという噂がCERNで流れているのだそうです。開始は来年初め。しかしながらエネルギーを5TeVまで上げられず、Tevatronをちょっとだけ超えるような(1-2TeVということか?)エネルギーでエンジニアリングランを行い、その後また2ヶ月程度のシャットダウン。そして春以降にようやく5TeV+5TeVの物理ラン開始になるのではないか、という噂が流れているのだそうです…。

うーん、もしこれが本当だとすると、今までの予定よりもさらに6ヶ月遅れということになってしまいます。ここ何年も「実験開始は来年」と言い続けてる気がするのですが、また今年も同じ台詞を言い続けないとならないのでしょうか。参ったなぁ。

学生や研究員の人はずーっと今のポジションにいられるわけではないので、どれくらいのデータを解析に使えるか考えないとなりません。使えるデータの統計量によってやれる物理も変わってくるので、物理のテーマ選びにまた悩まないとならないかもしれません。いや、指導する立場の私も悩むわけですが…。

単なる噂で終わって欲しいのですが、今までの経験上悪い噂は大抵本当なので、ちょっと心配です。新しい情報を手に入れたら、それについてまた書きます。

[2009年7月23日追記]
LHCの最新スケジュールについてはこのエントリーこのエントリーをご覧下さい。


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