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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

宇宙線を捕まえる

ゴールデンウィーク丸潰れになるほど雑用で首が回らなくなって、ミーティングで学生やポスドクの人の活動をチェックする以外、自分自身の研究活動を一切やっていませんでしたが、ようやく雑用から解放されつつあります。D1の学生がやってることの手伝いですが、今日は久々に少しだけソフトウェアと格闘。デバッグしてるとあっとい間に時間が過ぎてしまいます。

さて、先週から4年生の実験をちょろちょろ始めました。正確に言うと、実験をするための道具立てをマスターしてもらうための訓練を始めました。とりあえずは、3年生くらいの学生実験でもよくあるネタで、宇宙線中のミューオンを捕まえて、その寿命を測ってもらいます。が、低学年での学生実験と違うのは、測定用の装置のセットアップを全部彼ら自身でやってもらう点です。

セットアップされたものを使って測定するだけなく、検出器の特性や調整方法、検出器からの信号をどう組み合わせると欲しい宇宙線を選別できるのか、得られた信号をどうやってコンピュータに取り込むのか、そして得られたデータをどうやって解析するのか、等々の手順を学んでもらうのが目的です。

第1回目の先週は、オシロスコープの使い方の復習、それから検出器からの信号を処理するための電子回路の使い方を体験してもらいました。今週はプラスチックシンチレータという電子や陽子、そしてミューオンなどの荷電粒子を検出する装置の調整の仕方を体験してもらう予定でした。が、途中で来客があって4年生だけでしばらく調整を続けてもらったところ、戻ってみると全然調整が捗っていなくて、4年生2人に泣きを入れられてしまいました。Kくん、Fさん、ごめんなさい。2人だけでコトを進めるのは少し早過ぎたかな。来週また一緒にやりましょう。でも、実際の実験というのは、今日のように思ったように進まないことが多いものです。学生実験のように簡単に結果を出せるものではありません。


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