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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

学振特別研究員

4月というのは学振の特別研究員に応募するための書類作成に追われている学生さん、あるいはポスドクの人が多い時期です。少し前のエントリーにも書きましたが、学振関連の書類の多くは所属研究機関を通して提出する場合がほとんどで、大学等では、学振の締め切りよりも少し早い4月末、あるいはゴールデンウィーク直後に特別研究員の申請締め切り日を設定しているところが多いようです。私たちの大学では30日が締め切りです。

学生の人にとっては、自分の研究を提案し研究計画を真面目に書く初めての機会ですので、なかなか大変な作業かと思います。でも、採用されたときの支給額は大きいですから、書類書きが大変でも仕方ないですかね。逆に、数枚の申請書であれだけの金額を貰えるのですから、喜んで書類書きするべきと考えてもいいかもしれません。特別研究員だけでなく科研費にもあてはまりますが、他の国(と言ってもアメリカしか知りませんが)の研究資金の申請書に比べるとかなり書類の枚数が少ない気がします。というか、決まったフォームみたいなのがないので、採用して欲しいがために自然と分量が多くなるのかもしれません。…ある申請書類を見せてもらったことがありますが、あんな分量の申請書を審査員が本当に読むのだろうか?と思った記憶があります。

ところで、支給額ってのは誰がどういう基準で決めているんですかね?DCの比較は何とすればいいのかちょっと思いつきませんが、PDの場合だったら、他の財源で雇用されるポスドクよりもかなり待遇がいいという印象があります。高エネルギー以外の分野のポスドクの待遇を知らないので高エネルギー業界だけに話を絞りますが、日本以外の国のいわゆるポスドクの待遇に比べても相当良いのではないでしょうか。でもその分、かなりの難関のようです。今調べてみたのですが、PDの採用率はこの1、2年では10%弱くらいです。5年前が約15%でピーク、その後は徐々に採用率悪くなってる感じです。ちなみに申請者数はほぼ横ばい。昨年度だけは1割近く減っています。

ついでだったのでDC1とDC2についても採用率を調べてみました。こっちはPDとは対照的に採用率が年々高くなっているようです。数物系というジャンルに限ると、5年前が約13%だったのに対して、昨年度は29%近いです(DC1とDC2では毎年同じくらい)。年々着実に採用率を上げている傾向があります。申請者数は系の分け方が変わっているのでちょっとわかりませんが、昨年度と同じだった過去3年くらいではそれほど変化していません。ということで、博士課程在学中の人は、かなり高い採用率ですので、申請書書かないテはないかな、という気がします。

しかし、PDの採用率減少とDCの採用率増加には、なにか相関がありそうです。というか、学振側の戦略に何か変化があったんでしょうかね。


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