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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

研究所に常駐する学生

先週の金曜日は研究室の新歓コンパでした。今年は例年に比べて新しく研究室へ入った人が多く、本当に新歓らしい飲み会でした。学部時代は他大学だった人が2人、それぞれ修士課程、博士課程に入学してきたことと、秘書さんが変わったことが、例年より新人が多くなった原因です。秘書さんが毎年交代されると困ってしまいますが、学生さんには活性化のために、研究室を盛り上げるために、外部から入って来る人が毎年いるの歓迎です。

土曜日は一日中子供と遊び、日曜日はCERNへの移動。そうです、今これを書いているのは現地時間の早朝で、CERNの宿舎です。今回はアムステルダム経由だったのですが、丁度いい乗り継ぎ便を確保できず、そこで4時間も待ったので昨晩CERNに着いたのは夜の11時半近くになってしまい、家を出てからほぼ24時間かかってしまいました。普段だと22、23時間程度なのですが。

今回の出張は明日到着するD1の学生へのオリエンテーション(?)を兼ねています。生活面で教えておきたいこともありますが、もちろん一番重要なのは現地滞在の研究者への面通しです。誰がどういうことをやっていて、ある質問があるとき誰に聞けばよいか、などを教えるのが大きな目的です。私の今回の滞在は今週だけと非常に短期ですが、このD1の学生は今回3ヶ月、その後ビザを取るために一旦帰国しますが、その後またCERNにやって来てそこから先は基本的にCERN滞在で研究を進めます。

自分は研究者としてアメリカとスイスに長期滞在したことが合計8年以上あるので、今一人でどこかの国へ長期滞在することになっても、正直それほど大変だとは感じません。が、自分が博士課程で初めてアメリカの研究所に長期滞在したときのことを思い出すと、学生の彼は色々不安が一杯でしょうね。でも、国際共同実験という大きなプロジェクトの現場で研究することは、研究者人生としてはプラスだと信じています。現場で他の研究者にもまれることで、その人の能力が飛躍的に向上します。というか、研究に対する姿勢が桁違いに厳しくなって潜在能力を発揮することができるようになる、というのが正しい表現かもしれません。とにかく、大学の研究室で仲の良い仲間とワイワイやっているのは楽しいですし、それも重要なことだと思いますが、やはり外の世界を経験することで得るものが大きいです。ということで、Hくん頑張って下さい。同じくD1のMくんも何ヶ月後かに一人でドイツの大学に共同研究をしに行きます。彼にも同じエールを送りたいです。

ところで、こういうスタイルで学生を指導できるのって、メールはもちろんテレビ会議が毎日、極端なことを言うと1日中使えるからですよね。昔は遠隔地で研究するの大変だったでしょうし、学生を送り込むのも相当勇気いったでしょうね。


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