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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

素人的勝手な推論

新聞購読を始めて,コロナ関連のデータをよく見るようになりました。データ解析を生業(の一つ)にしている人間としてはツッコミどころが多い。。。というのはさておき,データから何らかの情報を読み解くというのは大好物なので,コロナ関連も統計情報があると色々自分で解析してみたくなります。とはいえ,グーグル先生頼りですから,そんなに専門的な統計データにアクセスできるわけではありません。大して専門的ではありませんが,各国の状況がよくまとめられていて興味深いので,以下のサイトを最近よく眺めています。
https://www.worldometers.info/coronavirus/?zarsrc=130https://www.worldometers.info/coronavirus/?zarsrc=130
外出禁止のおかげなのか,イタリアとかスペインでは感染のピークが過ぎていることがハッキリと見えます。移動の制限から何日くらいでピークを迎えたかというその日数から,人々が実際どれくらい外出禁止に従ったのか,それを国民性から想像してみたり,色々と想像を膨らませています。Outcome of Casesというグラフもなかなか興味深いです。医療現場がどれだけ大変な状況だったのか,そのピークがいつ頃だったのかなどを推測することができます。

そんなことをしていたら,今回の新型コロナが人口動向にどれくらい影響を与えるのかを予想してみたくなり,まずは,日本人の年間死亡率を下のサイトで調べました。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai18/dl/gaikyou30.pdf
平成30年の統計で,5歳刻みのものを以単純平均で(人口のウェイトをかけない単純平均ですみません。が,まあ,それほどのバイアスではないでしょう)10歳ごとの年代別に計算してみました。
30代 0.05%
40代 0.1%
50代 0.3%
60代 0.8%
70代 1.8%
80代 6.1%
50代に突入した私は,0.3%よりは少し低いでしょうけど,0.2%くらいはありそうです。日々酒を大量に飲み,色々な所で戦いを繰り返してストレスを抱えていますから,0.2%どころではなくその2倍とか3倍あっても不思議ではないなぁ...と本題とは関係ないところも気になります。

一方,日本の年代別致死率も最近厚労省が発表しました。誤解ないように繰り返しますが,上記は,死因を問わずに年間死ぬ人がどれくらいいるかという割合で,下に示すのは,新型コロナにかかった人の致死率です。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000621707.pdf
30代 N/A
40代 0.2%
50代 0.4%
60代 1.3%
70代 5.5%
80代 10.2%
傾向は,中国やイタリアと似てます。また,PCR検査を受けて陽性だった人を分母にしていることには注意が必要です。最近のオーストリアでの無作為検査でも明らかになっていますし,当然といえば当然ですが,感染していても検査を受けていない人がたくさんいますから,実際の母数ははるかに多いはずで,オーストリアでは2倍以上と見積もっています。日本は検査数が他の国より少ないと言われていますから,母数はさらに多いのではないかと想像します。保守的な予想としてオーストリアの2倍以上という数字である2倍を使うと,上の致死率は
30代 N/A
40代 0.2%→0.1%
50代 0.4%→0.2%
60代 1.3%→0.7%
70代 5.5%→2.8%
80代 10.2%→5.1%
となります。個人的にはもっと小さいのではないかと推測しますが,この数字を使ってみると,国民全員が新型コロナにかかるというとんでもない場合では,年間の通常の死亡率と致死率がどっこいどっこいなので,年間の死亡者数は通常の年の2倍程度でしょうか。感染力(1人の人から平均して何人に感染するか)は季節インフルエンザ並みと言われていますので,季節インフルエンザは毎年1000万人以上がかかっているそうですから,1/10の人が感染したと仮定すると,年間死亡者数は通常の年の2割増しくらいになります。日本の年間死者数は140万人くらい(だったはず?)ですから,2割というと28万人になります。

ってなことを書いていたら,まさに同じようなネタの記事が新聞に載っていました。専門家の推計に依ると,対策を講じない場合最大で40万人程度の人が死ぬとか。いやー,自分のいい加減な推測とかなり等しいので自画自賛。ってか,致死率や感染力の元データが同じなので,誰がどうやっても同じようになるんでしょうね。

新聞記事には専門家の致死率の仮定が書いてあって,それは,非常にざっくりとしたものですが,成人で0.1%,高齢者で1.0%(これらの数字はうる覚えなので間違っているかも)。私の予想と同じで,今発表されている致死率よりも大幅に小さい致死率を仮定しています。そりゃぁそうですよね,無症状あるいは軽症で感染に気付いていない人が山ほどいるでしょうから。しかも,検査してませんし。一方で,感染者数は私よりも圧倒的に多く見積もっているようです。ランダムに人が動いた場合のシミュレーションなのか,どの程度の複雑さでモデル化してるのかは知りませんが,相当数が感染してしまうとしてるみたいです。私は季節性インフルエンザを感染者数の目安にしましたが,予防接種を受けてる人が何割かはいるので,仮に半分の人が(そんなに受けているのだろうか?)インフルエンザには抗体がある一方で,新型コロナにはありませんので,2倍くらい私は感染者数を過少評価していたかもしれません。けど,それだけでは,致死率の違いを説明できなさそうなので,その差を埋め合わせようと思うと,感染力は季節性インフルエンザの2,3倍あると仮定しているのかもしれません。

...昨日の夜にここまで書いていたのですが,アップロードできなかったので今日更新。サクッと書くつもりが,夕刊の記事を目にしたものだからさらに色々考えて長くなりました。

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