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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

加速器国際協力

LHCは今年と来年はシャットダウンしています。加速器に関して言うと,LHCの整備作業というのもありますが,HL-LHCに向けて入射器群をアップグレードするというのが大きなアクティビティです。線形加速器→PSブースター→PS→SPS→LHCという順番に陽子は加速されていくのですが(細かいことを言うと線形加速器では水素マイナスイオン),LHC前の加速器のことたちを入射器群と纏めて呼んでいまして,これらの刷新をしています。

たとえば,一番最初の線形加速器としては今までLinac2と呼ばれている加速器が使われていたのですが,それに代わるLinac4と呼ばれる加速器がすでに建設されていて,この夏は,Linac4からPSブースターへの接続作業が行われ,その後,実際にビームを出した試験を行なっていました。(少しだけ)詳しくはここをご覧ください。

Linac4の次のPSブースターにも大きな刷新がありました。加速空洞の入れ替えがあったのですが,その加速空洞のコアとして使われる磁性体はJ-PARC用に研究開発されたものが使われています。予算も日本グループが部分的に出してはいるのですが,予算だけではなく日本初の新技術が使われていて,国際協力の良い例だと思っています。詳しい話は,ちょっと前の高エネルギーニュースの記事になっていますし,ググったら解説記事もありました。Oさんの活躍ぶりが書かれています。

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