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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

RRB終了

RRBが無事終わり,無茶苦茶ホッとしているところです。今日のATLASのセッションでは,スポークスパーソンがアップグレードの予算についての説明をしたとき,日本の予算が一番の懸念材料だというコメントをわざわざしたので,他の国のfunding agencyから日本に対して説明を求められるのではないかと超ドキドキしました。私の主観で現状を説明することは簡単ですが,予算の権限を持ってない私が何か言っても意味があるのかどうか謎ですし,下手なことを言って他の国のfunding agencyを刺激するのも嫌ですし...と心配していましたが,結局そこにツッコマれることはなく,無事会議が終わりました。昨日も似たシーンがあったので,2日間連続のヒヤヒヤでした。

そんなRRBでしたが,一つ面白いことがありました。LHCの一部で,ビームロスの大きい場所があり,なんとか軌道を調整することでビームロスを回避してここ数年ずっと運転していました。何らかの物質,まあ,ゴミですね,がビームパイプ中に残ってしまっているのだろうと推測されていましたが,中を覗いてみないことには確定的なことはわかりませんでした。長期シャットダウンのため,LHCの双極電磁石を今はすべて常温にして整備作業をしていまして,その一環で,そのビームロスの大きい箇所を調べたところ
ビームパイプ中のゴミ
(↑)このような金属(?)屑が見つかったそうです。長いこと,Unidentified Falling Object (UFO)と呼ばれ,その後,落ちてこないである場所に居座っていることから Unidentified Lying Object (ULO) と呼ばれてきたのですが,それがとうとうIdentifyされました。予想通りだったとはいえ,こんなものがビームパイプ中にあったのですね。

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この記事のコメント

LEP2でもビームパイプにバドワイザーの瓶があってビームが回らないという事件?がありました。
CERNに不満を持つ加速器屋の破壊工作ですね。

写真の金属片の大きさがわからないですが、どのくらいの大きさなんでしょう?
2019-04-17 Wed 13:56 | URL | 中村@Belle [ 編集]

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