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ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

θ真空

CERN-KEK委員会というものを毎年1回開催しています。場所はCERNとKEKで交代ということになっており,去年はKEK,今年はCERN,で,そのCERNでの委員会に出席するため,というかその委員会を仕切るためですが,月曜日からCERNに来ています。

KEK-CERN委員会には,理論のOさん,というより今回は理事のOさんと言うべき,そのOさんも出席するのでCERNに来ています。Oさんとは世間話をよくするのですが,今さっきは,昼飯を一緒に食べた時にアクシオンの話をしました。興味がある人ない人色々いるかと思いますが,アクシオンは素粒子物理屋だったら誰もがなんとなく気になるテーマの一つです。私の中では,アクシオンが気になる前に,そもそもθ真空があるのかどうかが気になっていたので,それに関して質問すると,場の理論は量子力学と相対論を元にしていて,実験事実に合うように都合のよいところだけを採用するわけにはいかない。だから,場の理論に出てくるものはあると考えるのだ。という,いつものOさん節。私なんかは,場の理論がそもそもわかっていませんから,数学的に正しいからといって自然がその数学的描像を持つかどうかを疑ってしまうのですが,Oさんの回答はキレの鋭いもので,自分が納得したかどうかは謎ですが,会話を楽しむことができました。

逆に,じゃあ,θ真空の存在を実験で示すにはどうしたらいいのかと尋ねたら,それはアクシオンを見つけることだ,と。アクシオンの存在理由が気になって,θ真空のことが元々話題だったのですが,最終的には結局アクシオンを見つけることが一番,というなんだかループに入ったような世間話でした。

そんな私達の雑談はどうでもよいですが,多くの人同様,私もアクシオンはちょっと気になります。

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