ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

オタワから帰国

オタワ滞在はあっと言う間に終わりました。予算に関する厳しい議論をするわけでもなく,検出器の製造分担についての面倒な議論をするわけでもなく,物理の話を聞いていればいいだけなので,会議そのものは楽で楽しいものでした。あ,ちなみにICFAセミナーというもので,参加者はシニアな人,偉い人が多く,そういう人に様々な素粒子物理実験の現状を教えて,これからのワールドワイドな計画を考えるためのインプットにしてもらおう,というのが会議の趣旨だそうです。というわけで,通常の国際会議とはだいぶ雰囲気の違う会議でした。

しっかし,時差ぼけはしんどかったです。14時間差ということで,日本とはほぼ反転しかも,しんどい方向に2時間ずれていますから,私だけでなく日本からの参加者一同,午後は眠くて死にそうでした。

時差ぼけともう一つしんどいなと思ったのは,アメリカの移動です。行きも帰りもシカゴを経由したのですが,常にいつでもどこでも入国審査と保安検査に時間がかかります。帰りは,オタワの空港で入国審査まで済ましたので(カナダから空路アメリカに入る場合は,全部の空港でそうなのかは知りませんが,カナダの空港でアメリカの入国審査を済ましてしまいます)楽かと思ったのですが,罠がありました。

保安検査の列は私の前に6人しかいなかったのですが,なんと40分もかかりました。というのは,車椅子の人が延々と優先で私たちの列の前に入ってきて,しかもその数の多いこと。というか,ある一定以上の年齢の人は全員車椅子なのではないかという勢いで,後から後からどんどんそういう人たち+付き添いの人が入ってくるのです。私あまりにも暇だったので,そういう人たちをよーく観察したのですが,大抵の人は車椅子なしでも問題なく普通にスタスタ歩けるんですね。杖なし,補助なし,歩く速度は普通。日本人で車椅子使うだろうなと思うくらい大変そうな人は,ほとんどいないのです。少なくとも観察を初めてからの20分くらいではそういう人は見かけませんでした。もちろん,本当に大変な人もいるんだとは思いますが,すぐに車椅子を使い歩くのをやめるのはアメリカ文化だなぁという感じがしました。いや,しかし,本当に疲れます。精神的にも。

まあ,これは一例ですけど,本当にいつでもどこでもアメリカを経由しての移動は理不尽に時間がかかって疲れます。

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