ATLAS at Anywhere (旧 ATLAS at Osaka)

CERN Middle Term Plan (MTP) 2018-22

CERNでは,毎年6月の理事会で,翌年から先5年間の計画(MTP)を承認します。

昨日はその内容の説明をFabiolaが全スタッフに向けて約1時間行いました。ちょうどその時間帯は他のミーティングにも出ていたのですが,Fabiolaの話はウェブキャストされていたのでかなりの部分を聞くことができました。これからの計画や,さしあたって喫緊事項としてやらなければならないことが,きちんと整理されていて,非常にわかりやすく,勉強になりました。MTPそのものは分厚い冊子になっていますが,それを全部読むのは大変なので,非常にありがたいトークでした。

その内容をここで説明することはもちろんしませんが,一つだけ特に驚いたことを紹介します。

CERNもこのご時世ですから予算確保は大変です。 LHCが走っている上にHL-LHCおよびそれに付随したInjector建設費を使い始めますので,より一層これからは金回りが苦しくなります。にもかかわらず,CERNのfellow,ポスドクですね,は2016年はなんと750人もいるのですが,それを減らさないそうです。減らさないということも凄いし偉いですが,750人というのは驚きました。聞き間違えかと思いましたが,Indicoにスライドが後で載っていたので眺めてみるとやはり750人。凄いです。ポスドク制度については日本だと色々意見があるかもしれませんが,欧米ではアカデミックな世界に進まない人にとっても極めてよくあるキャリアパスで,実際上,博士課程の学生とともに現場で研究を進める原動力の中心がポスドクです。それが750人もいるですから,研究力が高いわけです。

もう一つ驚いたのは2005年は250人だったそうで,ここ10年で3倍にも増やしていることです。おそらくLHC関連が増えたのだと思いますが,その数500人。これまた驚きです。しかし,本当にそんなにいるのかなぁ。。

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